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» 2007年10月30日 10時00分 公開

オンキヨー、S/N比115デジベルのUSBデジタルオーディオプロセッサ「SE-U55SX」

オンキヨーは、USB接続のデジタルオーディオプロセッサ「SE-U55SX」とパワードスピーカーの「GX-100HD」を発表した。

[小林哲雄,ITmedia]

 オンキヨーは10月30日、PC向けオーディオ製品「WAVIO」シリーズの新製品として、USB接続デジタルオーディオプロセッサ「SE-U55SX」とパワードスピーカーの「GX-100HD」を発表した。発売はSE-U55SZが11月6日、GX-100HDが11月下旬を予定している。どちらも価格はオープンで、実売価格はSE-U55SXが2万円弱、GX-100HDが3万円弱になる見込みだ。

SE-U55SX

 SE-U55SXは2004年7月に発売されたSE-U55GXの後継機。PCIサウンカード「SE-200PCI」で採用されたVLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)回路の左右対称設計や、銅バスプレート、AUDIOコンデンサを使用することなどにより、アナログ出力のS/N比を115デジベルに向上させており、端子の配置も見直してデジタルノイズがアナログ部に混入しないようにしている。

 さらにクロック回路として±10PPMの水晶発振器を使用し、ノイズやジッター成分を大幅に低減した。DACはウォルフソンではなく、バーブラウン製に変更しているが、これは「バーブラウンの持つブランドイメージとDAC製品のノウハウ、さらに今回のS/N比向上と将来のさらなるS/N比向上のため」とのこと(PC企画開発課課長の野中氏)。

 入出力ともに24ビット/96kHzの音声に対応している。入力端子はデジタル3系統(光角形×2、同軸×1)とアナログ2系統(RCA×1、ステレオミニ×1)。電源はACアダプターからのセルフパワー方式で、オーディオセレクターとしても使用できるのはSE-U55GXと変わらない。

 デザインも近年の利用シーンに合わせて見直された。以前のデザインは縦置きを意図したもので、これはCRTディスプレイの横に置くことを意識していた。しかし、液晶ディスプレイの普及と「オーディオマニアは太いケーブルを使用するので、本体が傾く」(野中氏)といったことも考慮し、液晶ディスプレイの横に置いても違和感がないようにしたという。縦置きにも対応するため、片面をフラットな構造にしている。外形寸法は169(幅)×67(奥行き)×244(高さ)ミリ、重量は0.7キロだ。対応OSはWindows XP(SP2)/Vista(32ビット)で、音楽管理ソフトの「CarryOn Music 10」が付属する。

横置きでの設定も可能(写真=左)。SE-U55SXの内部(写真=右)。右下部にデジタル回路を配置してアナログ部との信号分離を図っている。左下にVLSC回路を左右対称設計で搭載している

GX-100HD

 GX-100HDは、出力15ワット+15ワット(4Ω/JEITA)のパワードスピーカー。従来製品のGX-77MはPCの横に置くためのサイズを考慮して10センチウーファーを使用していたが、24ビット/96kHzのHDサウンド再生には力不足があったという。サイズを含めて見直しをした結果、12センチウーファーと新設計のリングツイーターを使用することになった。

 特にツイーターは96kHzサンプリングサウンドにも耐えるように高次高調波を低減させる「放射状連結リブ構造」にしている。キャビネットも見直しており、従来製品は9センチだったキャビネットを15センチにして響きに配慮している。振動板にはA-OMF(Advanced Onkyo Micro Fiber)コーンを採用。磁気回路も8センチと大型マグネットを採用している。そのほか、単品スピーカーで使用している12dB/OCTの高性能ネットワーク回路を搭載した。

 アンプ部はVLSC回路によりパルス状のデジタルノイズを完全除去する設計となっている。入力端子は24ビット/96kHzのデジタル2系統(光角形×1、同軸×1)とアナログ(RCA)。外形寸法と重量は、Rチャンネルが140(幅)×194(奥行き)×260(高さ)ミリで約4.5キロ、Lチャンネルが140(幅)×180(奥行き)×260(高さ)ミリで約3.3キロだ。

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