17インチワイド液晶搭載ノートPCをお手軽価格で――デル「Inspiron 1720」フラッグシップでも10万円以下(2/2 ページ)

» 2008年05月15日 11時11分 公開
[富永ジュン,ITmedia]
前のページへ 1|2       

Blu-ray Discドライブは選べないがBTOの選択肢は豊富

2基のメモリスロットやHDDベイには底面から簡単にアクセスできる。ACアダプタのサイズは61(幅)×153(奥行き)×39(高さ)ミリと大柄で、重量は約485グラム。電源ケーブルは2ピンだ

 Inspiron 1720のスペックは、チップセットのIntel PM965 ExpressとGPUのNVIDIA GeForce 8600M GT(ローカルメモリは256Mバイト)をベースに、CPUやメモリ、HDDを選べる。

 まず、CPUはCore 2 Duo T9300(2.5GHz/2次キャッシュ6Mバイト)/T7250(2.0GHz/2次キャッシュ2Mバイト)に加え、Celeron 550(2.0GHz/2次キャッシュ1Mバイト)から選べる。メモリはいずれもデュアルチャネルで、4Gバイト(2Gバイト×2)/2Gバイト(1Gバイト×2)/1Gバイト(512Mバイト×2)から、HDDは250Gバイト/160Gバイト/120Gバイト/80Gバイト(いずれも5400rpm)から選べ、スタンダードパッケージならば250Gバイト×2も選択可能だ。なお、当初はBlu-ray DiscドライブやBD-ROM対応ドライブもBTOメニューにあったが、現時点ではDVD+R DL対応のDVD±RWドライブ固定と価格を優先した形になる。

 そのほか、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/nかa/b/g)の選択やBluetooth 2.0+EDRの有無(+2100円)、英語キーボードへの変更、9セルと6セルのバッテリーといった選択肢が用意されている。バッテリー駆動時間の公称値は、6セル(11.1ボルト 56ワットアワー)で約2時間30分、9セル(11.1ボルト 85ワットアワー)で約3時間45分だ。OSはWindows Vista Home Basic/Home Premium/Ultimate(いずれも32ビット版)となる。

手ごろな価格で大画面ノートPCが欲しいユーザーに最適

評価機のWindowsエクスペリエンスインデックス

 最後に本機のパフォーマンスについてだが、評価機の構成はCPU(現状のBTOメニューでは選択できない)にCore 2 Duo T7500(2.2GHz/2次キャッシュ4Mバイト)、2Gバイトのメモリ(1Gバイト×2)、容量160GバイトのHDD、NVIDIA GeForce 8600M GTを搭載したUXGA(1920×1200ドット)モデルというミドルハイに近いものだった(OSはWindows Vista Home Premium)。

 ベンチマークテストの結果は、あくまで参考値として見てほしいが、Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアは4.4と、Windows Vistaが快適にさくさく動作するだけのスコアをたたき出している。一番低いコンポーネントはグラフィックスだが、プロセッサ、メモリ、プライマリハードディスクといったコンポーネントでは5前後の好スコアだ。PCMark05、3DMark06、Final Fantasy XI Official Benchmark 3の結果を見ても、このままでもオンラインゲームなどを高画質モードで楽しめるだけの実力を持つことが見て取れる。CPUを上位のものに変えることでさらに性能の向上が見込めるだろう。

左からPCMark05、3DMark06(1280×1024ドット)、Final Fantasy XI Official Benchmark 3のテスト結果

 Inspiron 1720は、派手なギミックは備えていないものの、ベーシックなものから最先端のものまでさまざまなBTOオプションをそろえ、目的に応じた幅広いカスタマイズを納得できる価格で実現した「堅実」な製品だ。冒頭で触れたとおり、17インチワイド液晶ディスプレイを搭載しながら最小構成価格で9万5149円(キャンペーン的用済み、5月15日現在)と安価で、画面解像度を1920×1200ドットに変更しても11万2999円で購入が可能だ。自作デスクトップPCのように「余計なものは入れたくない」というポリシーを貫きながらも、省スペース性に優れたデスクトップ代替ノートPCが欲しいユーザーに向いていると言えるだろう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  6. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  7. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  8. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  9. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  10. サンワ、ノートPCやタブレット背面を冷やせるペルチェ冷却クーラー (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー