SSDに注目が集まっているが、HDDの売れ行きも好調で、毎週のように新製品が登場している。先週はウェスタンデジタルの3.5インチHDD「WD Caviar Green WD10EADS」の新バージョンが店頭に並んだ。価格は1万2000円前後で、在庫は潤沢だ。
WD10EADSはSerial ATA接続の回転数可変型ドライブ。容量は1Tバイトで、バッファ容量が旧モデルの16Mバイトから32Mバイトに増量されているのが特徴。フェイス パーツ館は「旧モデルとの価格差が200円なので、確実に新モデルが売れていくでしょうね。最近のHDDは1Tバイトも値頃感が高いので、ストレージ用によく売れています。今後、SSDがブート用に普及していっても、大容量HDDは関係なく売れていくと思いますよ。どんどん価格を下げながら」と語る。
一方、SSDとバッティングしそうなのは低容量タイプのHDDだ。3.5インチサイズは全体的に大容量化が進んでいるが、2.5インチサイズは100Gバイト以下のモデルが多く出回り続けている。これらはキャンペーンなどで放出される機会が増えているが、ソフマップ リユース総合館で見つけた特価は、際だって安かった。
東芝の「MK-1032GSX」と富士通の「MHW2100」が1980円。ともにSerial ATA接続の2.5インチHDDで、100Gバイトの容量を持っている。同ショップは「ソフマップタウンのリユース総合館となった1周年記念です。とりあえず在庫はこの値段で提供するので、どしどし購入してください」という。また、カウンターにはシリコンパワーのUSBメモリ「ULTIMA-II 4GB」が1000円のカゴに入って売られていた。在庫が切れる前に足を運ぼう。
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