11月は話題を集めた新製品が多数登場した。なかでも目を引いたのが、ASUSTeKのNetbook「EeePC S101」だ。Netbookとしては大きめの10.2型ワイド液晶を備え、ストレージには16GバイトのSDDを採用している。バッテリー駆動時間は約6時間で、重量は約1.06キロだ。
11月22日から6万9800円で登場し、好調にヒットを続けている。ツートップ秋葉原本店は「Eee PCの欠点だった作り込みの甘さがすべて解消されているのがスゴいですよね。今までNetbookに見向きもしなかった人たちが、結構購入しているみたいです」と語る。
また、Core i7発売の直前に話題になっていたのは、インテル初のSLC型SSD「X25-E SSDSA2SH032G1」だ。32GバイトのSerial ATA接続タイプで、価格は8〜9万円。ほかのSSDと比べてもダントツの高価格だが、多くのショップで好調な売れ行きを聞いた。パソコンショップ・アークは「とにかく速いものをという人は確実にいるので、そういう需要だけを狙うなら有効なアイテムです。今後も値下げしないでほしいですね」と、SSDの急速な値下がりにかけてコメントしている。
最後は、11月中旬に登場したギガバイトのmicroATXマザー「GA-E7AUM-DS2H」だ。AMD 790Gなどの高性能なグラフィックス内蔵チップセットに対抗し、NVIDIAが投入した「GeForce 9400」チップセットを搭載しているのが特徴。価格は1万5000円前後で、在庫は潤沢だ。
ソフマップ リユース総合館は「これまで、インテル系マザーで唯一欠けていたのが、優れたオンボードグラフィックスでした。GeForce 9400/9300はその穴を埋めるのに十分な性能を持っているので、強力なライバルが登場しない限りはロングヒットするでしょうね」と話していた。
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