基本性能を強化した13.3型ワイドノート――「dynabook CX」2009年PC春モデル

» 2008年12月12日 13時02分 公開
[ITmedia]
「dynabook CX」シリーズ

 東芝のコンパクトノートPC「dynabook CX」は、2008年秋冬モデルと同じ3モデルがラインアップされる。前回のスペックをほぼ踏襲しており、変更点はメモリ容量を2Gバイトから3Gバイトに増強しただけのマイナーチェンジだ。

 最上位モデルの「CX/48H」とミドルレンジの「CX/47H」は、CPUにCore 2 Duo P8400(2.26GHz)を、下位モデルの「CX/45G」はCeleron 575(2GHz)を搭載する。メモリ容量が3Gバイトに増えたが、HDD容量は250Gバイト、2層対応のDVDスーパーマルチドライブ、IEEE802.11nをサポートした無線LANなど仕様はほぼ共通だ。

13.3型ワイド(1280×800ドット表示)の液晶ディスプレイを搭載。最上位モデルにはLEDバックライト液晶が採用される

 液晶ディスプレイは13.3型ワイド(1280×800ドット表示)で、最上位の「CX/48H」のみ、省電力タイプのLEDバックライト液晶が採用されている。本体サイズは314ミリ(幅)×229(奥行き)×35ミリ(高さ/最厚部)、重量は「CX/48H」が約1.9キロ、「CX/47H」と「CX/45G」が約2.1キロ。バッテリー駆動時間はモデルによって差があり、「CX/48H」が約4.1時間、「CX/47H」が3.4時間、「CX/45H」が約2.5時間となっている。

 インタフェースは、FeliCaポート、PCカードスロット、SD/SDHC/xD/MMC/MS/MS PRO対応のメディアスロットに加え、USB 2.0×3とeSATA(USB 2.0×1と共用)、IEEE1394、HDMI出力を備える。OSはWindows Vista Home Premium(SP1)で、オフィススイートにMicrosoft Office Personal 2007(SP1)とPowerPoint 2007(SP1)をプリインストールする。

 なお、実売予想価格は「CX/48H」が20万円前後、「CX/47H」が19万円前後、「CX/45H」が 16万円台半ばで、2008年の秋冬モデルに比べて5000円ほど下がっている。いずれも12月下旬より発売される予定。

dynabook CX春モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
dynabook CX CX/48H 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 3GB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 20万円前後
CX/47H 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 3GB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 19万円前後
CX/45H 2スピンドル マイナーチェンジ Celeron 575(2GHz) 3GB 250GB(5400rpm) Windows Vista Home Premium(SP1) 16万円台半ば

dynabook CX春モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU オフィススイート 重量
dynabook CX CX/48H 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約1.9キロ
CX/47H 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約2.1キロ
CX/45H 13.3型ワイド 1280×800ドット Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 Microsoft Office Personal 2007(SP1)+Power Point 2007 約2.1キロ

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