UD01NAの初期状態では、自動でUQ WiMAXに接続する設定になっている。切断するときはデスクトップにある「WiMAX GO」アイコンをクリックして接続ユーティティの「UQ WiMAX Connection Utility」を起動するか、タスクトレイにあるUQ WiMAXアイコンをサブクリックして表示されるメニューから切断処理を選ぶようになる。
自分でUQ WiMAXに接続する場合は、先ほどのUQ WiMAX Connection Utilityを起動する。このユーティリティはUQ WiMAXの受信状態をリアルタイムで監視していて、圏内になると自分で「接続準備完了」させてユーザーのログインを待つようになっている。
受信状況はユーティリティの右上に配置されているインジケータで把握できる。このとき、UQ WiMAXの電波を捕捉していないと、圏外になってUQ WiMAXは利用できない。ただ、この状態でも受信状況を常にチェックして、ひとたび圏内に入ると接続準備を試みてくれる。


UQ WiMAX Connection UtilityはUQ WiMAXの感度をリアルタイムで監視していて、圏内になると自分で「接続準備完了」させてユーザーのログインを待つ状態になっている(写真=左、中央)。受信状況はインジケータで把握可能。当然ながら圏外でUQ WiMAXを利用できないが、UQ WiMAX Connection Utilityは、随時受信状況をチェックして接続準備を試みてくれる(写真=右)2月26日の13時に行われたUQ WiMAXの開通セレモニーが終わった直後に、東京都丸の内にあるオフィスビルでUQ WiMAXにアクセスしてみた。有楽町駅から徒歩3分にあるオフィスでは、窓際で受信感度が5段階中の2レベルを示し、タスクトレイにマウスカーソルを合わせて表示される吹き出しには「電波:弱」とあったが、奥まった倉庫に移動すると「圏外」になった。
以上、開通直後の1時間におけるUQ WiMAXとその対応モジュールの簡単な概要をまずは紹介した。実際の転送速度と主要なポイントにおけるUQ WiMAXの受信状況については、後刻、改めて紹介したい。

UQ WiMAX Connection Utilityに用意されている設定メニューと通信履歴のログ。このほか、ユーティリティの最新バージョンを自動で更新する機能や、UQコミュニケーションズのサポートサイトにアクセスするメニューが用意されている
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