工人舎は9月8日、4.8型液晶搭載のミニPC「KOHJINSHA PM」を発表した。同日より量販店で予約受付を開始し、10月上旬より順次出荷される予定。実売価格は5万9800円前後になる見込みだ。
KOHJINSHA PMは4.8型(1024×600ドット表示)のタッチパネル付き液晶を搭載したMIDで、重量約345グラムの軽量ボディや約7時間の長時間バッテリー駆動が特徴。CPUにAtom Z510(1.1GHz)を採用し、メモリ512Mバイト、ストレージに16GバイトのSSDを搭載する。ネットワーク機能は、IEEE802.11b/g対応無線LAN、およびBluetooth 2.0+EDR。インタフェースとしてmicroSD(SDHC)とminiUSB 2.0、専用イヤフォン端子、および130万画素Webカメラを備える(なお、ポインティングデバイスはタッチパネルのみ)。OSはWindows XP Home Edition(SP3)日本語版だ。このほか、オフィス用アプリケーションとしてEIOfficeがプリインストールされている。本体サイズは約158(幅)×94.2(奥行き)×13.5〜22(高さ)ミリ。
なお、同製品は韓国のUMIDが開発した「mbook」を国内向けに販売するもので、キーボードが日本語化(56キー)され、独自規格だったインタフェースがminiUSB 2.0に変更されているのが主な違い。また、ボディデザインはmbookそのものだが、「評判の悪かったボタン回りや液晶ヒンジ部の機構を見直し、新たに金型をおこして改良を施した」(工人舎)としている。
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