クアッドコアのAthlonだっ!──AMD、「Athlon II X4 」シリーズを発表

» 2009年09月16日 13時01分 公開
[ITmedia]

 AMDは、9月16日にAthlon IIの新シリーズとなる「Athlon II X4 630」と「Athlon II X4 620」を正式発表した。なお、Athlon II X4 620は、すでにPCパーツなどで先週から出荷されている。価格はAthlon II X4 630が1万2980円、Athlon II X4 620が1万980円だ(ともに税込み)。

 Athlon II X4 630とAthlon II X4 620は、ともに、Athlon IIブランドでは初めてのクアッドコアCPUだ。動作クロックはAthlon II X4 630が2.8GHz、Athlon II X4 620が2.6GHzになる。

 Athlon II X4 630もAthlon II X4 620も、動作クロック以外の主要スペックは共通だ。45ナノメートルプロセスルールを導入し、Socket AM3に対応する。ダイサイズは169平方ミリで構成トランジスタ数は3億個、Max TDPは95ワットに設定されている。駆動電圧は0.925〜1.425ボルトまで対応可能だ。

 1次キャッシュはコアあたり64Kバイト、2次キャッシュはコアあたり512Kバイトで、CPU全体では2Mバイトになる。なお、Phenomシリーズで実装していた3次キャッシュは持たない。統合するメモリコントローラはDDR3-1333まで、もしくはDDR2-1066まで対応。HyperTransportも3.0をサポートする。

 なお、AMDでは、現在店頭に出荷されているAthlon II X4 630とAthlon II X4 620に、3次キャッシュを実装しない「Propus」(開発コード名)以外に、3次キャッシュを無効にした「Deneb」(開発コード名)コアを流用したモデルがあることを公式に認めている。どちらもダイサイズは同じで、一部ではOPNで区別がつくといわれているが、このあたりの情報についてAMDは明らかにしていない。

Athlon II X4 630のダイ画像。クアッドコアのAthlon IIは、これまで「Propus」という開発コード名で呼ばれていた

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