PC USER Pro

エプソン、「カラリオ」プリンタ09年モデルを一挙投入半切/A2モデルも刷新(1/2 ページ)

» 2009年09月17日 12時00分 公開
[ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

2009年の複合機は大幅進化した昨年モデルをベースに改良

A4複合機の主力モデルEP-802A

 セイコーエプソンは9月17日、インクジェットプリンタの新製品として、「マルチフォトカラリオ」シリーズのA4複合機5モデル、「カラリオプリンタ」シリーズのA4単機能機1モデル、「エプソンプロセレクション」シリーズの半切/A2単機能機1モデルを発表した。発売は複合機の主力モデル「EP-802A」が9月25日、それ以外のモデルが10月7日の予定だ。ドライバの対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7(一部機種は98/Meにも対応)、Mac OS X 10.3.9以降(10.6対応)。

 なお、同社は「カラリオミー」シリーズの新モデルとして、デジタルフォトフレーム機能一体型の小型フォトプリンタ「E-800」と「E-600」も同時発表した。こちらは別記事(カラリオミーに新展開:エプソン、デジタルフォトフレーム一体型の小型プリンタ「E-800」「E-600」)を参照してほしい。

 A4複合機は、デザインを大幅に変更した2008年モデルの基本設計を踏襲したマイナーアップモデルが中心で、無線LAN/有線LANの標準搭載機を3モデル投入(上位2機はDLNA/テレビプリント対応)している。天板は光沢塗装からドットパターンテクスチャーに変更され、傷や指紋が付きにくくなった。別途マイクロテックのiPhone用アプリ「ePrint」を導入することで、iPhoneと無線LANで接続しての印刷もサポートする。

 画質面では、誰でも簡単に高画質かつ色あせない写真を印刷可能にするというブランド戦略「Epson Color」を継承し、自動画質補正機能「オートフォトファイン!EX」に関しては「ノイズ除去・美肌補正」機能を追加した。小顔補正と美白補正をプレビューもしくはシート印刷で確認しながら段階的に調整できる「ナチュラルフェイス」機能では、顔だけでなく体も細く見せる「スリム補正」が可能になっている。

 そのほか、画像の輪郭線のみ抽出してモノクロ印刷する「塗り絵」機能はメモリカードからの印刷に対応し、写真に手書き文字を合成できる「新手書き合成シート」機能は飛び出すような文字飾りや最大99枚の印刷設定(従来は10枚まで)をサポートした。

複合機は染料機3モデル、顔料機2モデルを投入

 A4複合機の新ラインアップは、上から「EP-902A」「EP-802A」「EP-702A」「PX-502A」「PX-402A」の5モデルを用意。EP型番の3モデルは家庭向けの染料6色インク搭載機、PX型番の2モデルはSOHOなどのビジネス用途に配慮した顔料4色インク搭載機だ。FAX機能付きの最上位機「EP-901F」とADF付きの顔料インク機「PX-601F」は併売される。

左がEP-902A、右がEP-702A

 染料6色インク搭載の上位2機は2008年モデルをベースに、上記の新機能を加えた構成となる。EP-802Aは2008年の主力モデル「EP-801A」の後継機で、従来機譲りのスリムボディが特徴。2009年の売れ筋モデルに位置付けられ、無線LAN機能が加わり、操作メニューの構造が一部変更された。EP-902Aは「EP-901A」の後継にあたり、ADFとタッチパネルを備えた上位モデルだ。

 下位のEP-702Aは、2007年の売れ筋モデルをマイナーチェンジした2008年モデル「PM-A840S」を進化させた製品で、上位機に似た新デザインを採用するが、前面2段トレイや自動ノズルチェックシステムといった機能は備えていない。

 「PX-501A」を受け継ぐ顔料インク搭載のPX-502Aは、新たに有線/無線LAN機能を装備。大容量ブラックインクカートリッジを採用した。エントリー機のPX-402Aは2009年2月に発売された「PX-401A」のマイナーチェンジモデル。カラー液晶モニタがなく、メモリカードやデジカメからのダイレクト印刷機能を省いた構成だ。

左がPX-502A、右がPX-402A

 これら5モデルの主な仕様と機能は下表の通りだ。標準価格はいずれもオープン。

複合機新モデルのラインアップ
モデル名 EP-902A EP-802A EP-702A PX-502A PX-402A
予想実売価格 3万円台後半 3万円台前半 2万円台前半 1万円台後半 1万円台前半
発売予定日 10月7日 9月25日 10月7日 10月7日 10月7日
液晶モニタ 3.5型(タッチパネル7.8型、チルト対応) 2.5型(チルト対応) 2.5型(チルト対応) 2.5型
インク 染料6色 染料6色 染料6色 顔料4色 顔料4色
ノズル数 6色×各180ノズル 6色×各180ノズル 6色×各90ノズル カラー×各128ノズル、K×384ノズル カラー×各29ノズル、K×90ノズル
最高解像度 5760×1440dpi 5760×1440dpi 5760×1440dpi 5760×1440dpi 5760×1440dpi
最小インク滴 1.5ピコ 1.5ピコ 1.5ピコ 2ピコ 4ピコ
2系統給紙 ○(前面2段) ○(前面2段) −(後トレイ) −(後トレイ) −(後トレイ)
ADF
スキャナ(CIS) 4800×4800dpi 2400×4800dpi 1200×2400dpi 2400×2400dpi 600×1200dpi
メモリカードリーダー CF、MS、SD、xD CF、MS、SD、xD CF、MS、SD、xD CF、MS、SD、xD
PictBridge
赤外線
PC接続インタフェース 100BASE-TX有線LAN、802.11b/g無線LAN、USB 2.0、Bluetooth(オプション) 100BASE-TX有線LAN、802.11b/g無線LAN、USB 2.0、Bluetooth(オプション) USB 2.0、有線/無線LAN/Bluetooth(オプション) 100BASE-TX有線LAN、802.11b/g無線LAN、USB 2.0 USB 2.0(Full Speed)
L判フチなし印刷速度 約14秒 約14秒 約22秒 約55秒 約144秒

複合機新モデルの主な機能
モデル名 EP-902A EP-802A EP-702A PX-502A PX-402A
自動ノズルチェックシステム
自動両面印刷 −(オプション) −(オプション)
CD/DVDレーベル印刷 ○(トレイ内蔵) ○(トレイ内蔵) ○(トレイ外付け)
カード/カメラダイレクト印刷
赤外線通信
Epson Color
仕上がりView
領域判定コピー
退色復元スキャン
ノイズ除去/美肌補正
スリム補正
赤目補正 ○(PCから) ○(PCから)
手書き文字合成 ○(新) ○(新)
塗り絵印刷 ○(新) ○(新)
ノートけい線印刷
黒だけでモード
DLNA/テレビプリント −(オプション)
動画印刷

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  2. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  3. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  4. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  5. Apple Siliconはなぜ「オンデバイスAI」に強いのか? NVIDIA「RTX Spark」との比較で読み解くシリコン設計の哲学 (2026年06月08日)
  6. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  7. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  8. 新GPU「RX 9070 GRE」搭載カード発売! 既存上位モデル「RX 9070 XT」との価格差に悩む声も (2026年06月08日)
  9. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  10. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー