「LaVie M」でデュアルコアな“CULV”Celeronの実力をチェックする:CULVノートPCに肉薄!!(2/3 ページ)

» 2009年10月16日 12時12分 公開
[長浜和也,ITmedia]

Core 2 Soloを超えたデュアルコアなCeleron SU2300

PCMark05:PCMark 2971
PCMark05:CPU 3009.0
PCMark05:Memory 3108.0
PCMark05:Graphics 1415.0
PCMark05:HDD 4908.0
PCMark05:HDD - XP Startup 8.5
PCMark05:File Decryption 32.9
PCMark05:Audio Compression 878.7
PCMark05:Video Encoding 275.5
PCMark05:Image Decompression 16.7
PCMark05:File Compression 2.7
PCMark05:File Encryption 14.4
PCMark05:HDD - Virus Scan 38.4
FINAL FANTASY XI:Low 2005
FINAL FANTASY XI:High 1404
CINEBENCH 10:Single CPU 1264
CINEBENCH 10:Multi CPU 2374

 CULVノートPCとして、LaVie MはデュアルコアのCeleron SU2300を選択した。デュアルコアを実装したことで、1つのスレッドしか処理できなかったCore 2 Solo SU3000番台に対してアドバンテージを持つように思えるが、減った2次キャッシュが性能にどの程度影響するかが気になる。チップセットにIntel GS45 Expressを搭載し、グラフィックス機能はチップセットに統合されたIntel GMA 4500MHDを利用するので、先行するCULVノートPCと比較したパフォーマンスは、CPUの違いにほぼ依存することになるだろう(奇遇にも、採用するHDDはU20AもX340 SuperもLaVie Mも320GバイトのSerial ATA接続ドライブだ)。

 PCMark05の結果は、Core 2 Solo SU3000番台を搭載したCULVノートPCを上回った。メモリ、グラフィックス、HDD関連はほぼ同じレベルだが、マルチスレッド関連のテストが含まれるCPUスコアが3000を超えて、PCMarkの値を押し上げている。汎用的な用途であれば、2次キャッシュメモリの容量が減った影響よりデュアルコアのメリットが大きいようだ。

 デュアルコアのアドバンテージはCINEBENCH 10にも表れている。Single CPUで行ったレンダリングスコアが1264であるところ、デュアルコアを用いたMulti CPUのレンダリング結果は2374とほぼ2倍になっている。ただ、FINAL FANTAGY XIの公式ベンチマークテストのように、マルチスレッドの影響がないゲームタイトルでは、ほかのCULVノートPCをやや下回る結果にとどまった。

デバイスマネージャーで見たLM350/VG6(評価機材)のシステム構成(写真=左)。LM350/VG6(評価機材)で測定したWindowsエクスペリエンス インデックスの結果。Windows 7から最高値が7.9に設定されたので、Windows Vistaの結果とは比較できないので注意。プロセッサインデックスの結果は3.8となった(写真=右)

日中ずっとYouTube見ていても“たぶん”大丈夫

液晶輝度 電力管理 &負荷 消費電力(ミリワット)
高輝度 高パフォーマンス & アイドル 10080
高輝度 LaVie & アイドル 10123
中輝度 (レベル4) LaVie & アイドル 9101
低輝度 (レベル1) Eco & アイドル 8194
中輝度 (レベル4) Eco & アイドル 9317
中輝度 (レベル3) 省電力 & アイドル 8683
低輝度 (レベル1) 省電力 & アイドル 8395
中輝度 (レベル4) LaVie&無線LAN ON 9533
中輝度 (レベル4) LaVie & PCMark05 Multithread3 16538

 Celeron SU2300はデュアルコアであるがゆえに、TDPが10ワットとCore 2 Solo SU3000番台の5.5ワットから大幅に増えた。LaVie Mではバッテリー容量を増やしたことで8.5時間という駆動時間を実現したというが、システムの消費電力はどうなっているだろうか。ここでは、液晶輝度の設定と電力管理プランを変えて、オンラインソフトの「Ybinfo」(Yuryu氏作成 Yuryu's Bettery Information Ver.1.0)でシステムの消費電力を調べてみた。

 LM350/VG6が標準で搭載するバッテリーLの容量は、公称値で78ワットアワーだが、Ybinfoでは83.5ワットアワーと表示された。この容量と測定された消費電力からバッテリー駆動時間を推測すると、高輝度設定でアイドル状態なら約8時間、中輝度に抑えると約9時間は動作することになる。また、中輝度設定でCPUに高い負荷を与え続けても約5時間の動作は可能なようだ。ネットワークにアクセスしてオンライン動画を見続けても半日程度は持つだろう。


LaVie Mの電源プランには、Windows 7の標準モード以外に「LaVie」「ECO」が用意されている。こちらは「LaVie」モードの詳細設定内容だ


ECOモードの詳細設定内容で確認する限り、ビデオ再生のバッテリ駆動時、電源接続時のディスプレイの明るさなどが、LaVieプランより省電力で動作するように設定されている

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