いち早く登場した新世代Netbook「Wind U135」をいち早くチェックする(3/3 ページ)

» 2010年01月04日 00時01分 公開
[長浜和也(撮影:矢野渉),ITmedia]
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従来のAtomプラットフォームを上回る性能と省電力性能を確認

Windows Experience Indexで確認したU135のパフォーマンス

 新しいプラットフォームとしてのパフォーマンスは、新旧Netbookをテストして次世代Atomの可能性を考えるで検証しているが、そこでは、従来機と構成をそろえるために、U135のオリジナル構成から一部のパーツを変更している。ここでは、評価機材のオリジナル構成におけるパフォーマンスをベンチマークテストでチェックしてみた。

 ただし、評価機材はOSが英語版のWindows 7 Starterであったりと、日本市場向けの構成ではないため、日本市場で入手できる製品とはパフォーマンスの傾向が異なる可能性がある。そのため、ここで紹介するベンチマークテストの結果も、参考値として扱っていただきたい。また、本体搭載の液晶ディスプレイは最大解像度が1024×600ドットであるため、外部ディスプレイを接続してテストを実行している。

■PCMark05
PCMark 1446
CPU 1506
Memory 2513
Graphics 436
HDD 4808
■3DMark06(1280×1024ドット)
3DMark Score 145
SM2.0 67
HDR/SM3.0
CPU 491
■FF XI Bench3
High 843
Low 1145
■CrystaDiskMark 2.2(Test Size:100Mバイト) リード ライト
シーケンシャル 79.95 66.67
ランダム512KB 30.21 40.07
ランダム4KB 0.387 1.468
■CineBenchR10
Single CPU 568
Multiple CPU 876

 PCMark05の結果を、PC USERのレビュー記事で紹介しているAtom N280&Intel 945GSE Express/ICH7-M採用でWindows 7 Starterを導入した「Eee PC 1005HR-WS」と比較してみると、CPUテストの結果はほぼ同等、MemoryテストとGraphicsテストはわずかにU135が上回るという傾向が確認された。

 また、Windows Experience Indexでは、U135がProcessor、Memory、Graphices、Primary hard diskで上回っている(Eee PC 1005HR-WSのレビュー記事については、Windows 7の登場で“元祖Netbook”はどうなった!?――「Eee PC 1005HR-WS」徹底検証を参照のこと)。

 MSIの資料に示されたU135のバッテリー駆動時間は原稿執筆時点で明らかでないが、BBench 1.01(海人氏・作)で「60秒間隔でのWeb巡回(10サイト)」「10秒間隔でのキーストローク」「無線LAN常時有効」「電源プランはバランス」の条件で測定した結果は、329分(5.4時間)だった。

 U135は、新世代のAtomプラットフォームを搭載して、その性能は少ないながらも向上した。チクレットタイプのキーボードと面積の増えたタッチパッドなど、入力デバイスも改善されている。ディスプレイサイズや解像度、インタフェースやメモリスペックなどは従来と同じながら、新世代Netbookにふさわしい新しい使い勝手をユーザーに提供してくれるはずだ。

底面は従来のU100シリーズと同様に、メンテナンス用のカバーが設けられていないため、メモリやHDDの換装や増設は困難を極める。ACアダプタもU100シリーズと同じものが付属する

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