オンキヨーの「E5シリーズ」は、21.5型ワイドの液晶ディスプレイを搭載する液晶一体型デスクトップPC。CPUにAtom 330、プラットフォームにNVIDIA IONを採用し、リーズナブルな価格で「PCで地デジ」を実現するモデルとして展開する。
ラインアップは、ベーシックな「E441A5」とOffice Personal 2007が付属する「E441A5B」の2モデル。発売は2010年3月上旬を予定し、想定実売価格はE441A5が8万9800円、E441A5Bが10万9800円と予想される。
液晶一体型スタイルのボディデザインは2009年秋冬モデルのE7シリーズとは大きく異なり、よりデザイン性を高めた薄型ボディを採用した。本体サイズは537(幅)×374(高さ)×76.3〜210(奥行き)ミリ(スタンド含む)で、重量は約7キロとなる。
動画再生支援機能の「PureVideo HD」をサポートするNVIDIA IONプラットフォームの採用により、フルHD動画の再生も滑らかに表示でき、内蔵する地上デジタル放送チューナーで録画した地デジ番組なども快適に再生できる。
主な仕様は1920×1080ドット(フルHD)表示に対応する21.5型ワイドの液晶ディスプレイ、Atom 330(1.66GHz)、NVIDIA ION MCP7Aチップセット、2GバイトのDDR2 SDRAM(PC2-8400対応/計2スロット搭載)、320GバイトのHDD(5400rpm/Serial ATA)、DVDスーパーマルチドライブ、地上デジタル放送チューナー、1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g対応無線LAN、マルチメモリカードスロット(SDHC対応SDメモリーカード、PRO対応メモリースティック、MMC)、USB 2.0×6、アナログRGB入力(サブディスプレイ用途で使用可能)など。プリインストールOSは32ビット版Windows 7 Home Premiumで、アイソレーションキータイプのUSBキーボードやスクロールホイール付きのマウスが付属する。
ONKYO E4シリーズ店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
E4 | E411A5B | 液晶一体型 | 新モデル | Atom 330(1.6GHz) | 2048MB(DDR2) | 320GB | 32ビット版7 Home Premium | 10万9800円前後 |
E411A5 | 液晶一体型 | 新モデル | Atom 330(1.6GHz) | 2048MB(DDR2) | 320GB | 32ビット版7 Home Premium | 8万9800円前後 | |
ONKYO E4シリーズ店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | オフィス | 重量 |
E4 | E411A5B | 21.5型 | 1920×1080 | NVIDIA ION MCP7A | DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | Office Personal 2007 | 約7キロ |
E411A5 | 21.5型 | 1920×1080 | NVIDIA ION MCP7A | DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | ─ | 約7キロ | |
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