「地デジ化、PCでもできますよ」──PC業界団体がアピール「PCにもエコポイントを」ロビー活動も水面下で実施(2/2 ページ)

» 2010年04月28日 03時30分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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地デジPC“共通操作”で使えるガジェットツールを配布

 WDLCのキャンペーンは、地デジ移行推進CMなどで一般層にも一定の認知度がある地デジ推進CMのキャラクター“地デジカ”を同様に起用し、総務省・Dpa(デジタル放送推進協会)・民放連のWebサイトやパンフレットでも「地デジ化、PCでも可能」といった旨を広報。合わせて、WDLC参加企業のPC(地デジ搭載のPC)や周辺機器(PC用地デジチューナーをリリースする周辺機器メーカー)それぞれで同様の操作性で使用できる「テレビNaviガジェット」の提供、同じくコンテンツプロバイダのピーチク(オレンジ・アンド・パートナーズ)やニコニコ実況(ドワンゴ)などと連携し、“放送とインターネットコミュニケーションの融合”を想定するPC+地デジ利用シーンの提案も積極的に行っていく。

photophotophoto 放送とPCならではのWebサービスを融合した新コミュニケーション手段などを、一般層にも提案する。“ピーチク”は放送中の番組に関するTwitter発言を自動ピックアップし、タイムライン表示するサービス。ニコニコ実況は、ニコニコ動画と同様のコメント発言・表示機能を放送中の番組を見ながら利用できるもの。インターネットに接続したPCで“バーチャルなお茶の間空間の形成”はWDLCが目指す利用シーンの一例となる。テレビNaviガジェットは、いわゆる“共通テレビリモコン”のような機能をPCで実現するイメージ。PCに詳しくはない層へも訴求するため、ソフトごとに異なるテレビ視聴ソフトの使い勝手を共通化する目的を果たす

 配布するテレビNaviガジェット(プレゼントキャスト制作)は、地デジチューナー搭載のPCから「現在放送中の番組と関連情報、お勧め番組情報」をリアルタイムに表示し、ガジェットからテレビ視聴ソフトの起動/チャンネル切り替え操作を可能にするランチャー機能を備える。今後発売するNEC、オンキヨー、東芝、富士通、マウスコンピューター製テレビチューナー搭載PCに標準搭載とし、アイ・オー・データ機器とバッファロー製外付けテレビチューナー製品にも購入者限定で無償配布する。「2010年はサッカーワールドカップ中継など、放送を見ながら同じ番組を観ている知り合いと同時にコミュニケーションをとる機会も多く、Twitterやニコニコ実況など放送との親和性も高いインターネットサービスも一般的になってきた状況も追い風。なお、テレビNaviガジェットは同一インタフェースで、同じ使い方で操作できるようになる──のが大きなポイントと思う。これは業界でも初の取り組みで、かつ一般層により地デジPCを訴求するとなると、きわめて重要な取り組みと考える」(堂山氏)

 「パソコンも地デジカ」キャンペーンサイト(http://pr1.wdlc.jp/)は2010年4月27日に開始。キャンペーンTwitterアカウント(@PC_chidejika)でも関連情報を発信する。

地デジPCもエコポイント対象に?

photo 「Watch PC? パソコンも地デジカ」のWDLCキャンペーンサイト

 2011年7月のアナログ放送の終了にともなう「エコポイント制度」の効果で、薄型テレビの出荷台数は2009年5月以降(完全ではないものの)急速な伸びを示した。これと同様に、「(地デジ搭載)PCもエコポイントの対象にならないか──」という活動も水面下で進められているという。

 「(地デジPCをエコポイント対象に、という項目は)今のところ、まだ最終的な結論は出ていない。総務省さんにはもう少し時間をくれとお答えをいただいている。ただ、別のルートで経済産業省にも提案している。(各省庁には)いろいろな考え方・切り口があるようで、(“地デジPC”を)エコポイントそのものなのか、あるいは環境としてのエコなのか、それとも地デジ普及を主とするのか──などそれぞれのアジェンダがあるのは理解できる。このため、簡単にすんなり1回で実現する──とはいかないのが現状だが、まだ予算が年間の部分で残っていると想定するので、(地デジPCをエコポイント対象に──を)どうにか実現させたい。まだロビー活動は継続している」(堂山氏)



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