これがデルの新しい主力ノートPCだ――「Inspiron 15R」実力診断ヘアラインがたまらない(2/3 ページ)

» 2010年06月23日 11時40分 公開

Core i3/i5を中心に基本スペックはカスタマイズ可能

ネジ止めされた底面のカバーを開くと、2基のSO-DIMMスロットが現れる。HDDにアクセスするには分解が必要だ

 基本スペックは同社おなじみのBTOメニューによって、購入時にカスタマイズが可能だ。CPUはCore i3-330M(2.13GHz)/Core i5-430M(2.26GHz/最大2.53GHz)、メインメモリは4Gバイト(2Gバイト×2)/6Gバイト(4Gバイト+2Gバイト)で最大8Gバイトまで拡張可、HDDは500Gバイト/640Gバイト(Serial ATA/5400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ/Blu-ray Discとなっている。

 チップセットはIntel HM57 Express、液晶ディスプレイは1366×768ドット表示の15.6型光沢パネル(白色LEDバックライト搭載)、プリインストールOSは64ビット版のWindows 7 Home Premiumに固定だ。

 通信機能は100BASE-TXの有線LANをはじめ、IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 2.1+EDRを標準装備している。通常は問題ないが、有線LANがギガビット対応ではなく、無線LANがIEEE802.11aのサポートをしない点は、ユーザーのネットワーク環境によっては注意が必要だろう。

 インタフェース関係は3基のUSB 2.0ポート、eSATA/USB 2.0共用ポート、HDMI出力とアナログRGB出力、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、7 in 1メディアカードリーダー(SDHCメモリーカード/MMC/メモリースティックPRO/xDピクチャーカードなどに対応)を備えており、このクラスとしては満足できる構成だ。また、液晶ディスプレイの上部には130万画素のWebカメラとマイク、ボディの前面底部にはステレオスピーカーを内蔵する。

 USB 2.0ポートは背面の左端と右端に1基ずつ、左側面の奥に1基が配置されており、右側面の奥にはeSATA/USB 2.0共用ポートもあるため、設置場所や接続する機器によって使い分けがしやすい。ただし、USBメモリなどを頻繁に着脱するケースもあるので、例えば左側面のHDMI出力とUSB 2.0の位置が逆だったら、さらによかったとも感じた。

前面の底部にはステレオスピーカーを配置している
背面にはACアダプタ接続用のDC入力、2基のUSB 2.0、アナログRGB出力を搭載

左側面にはUSB 2.0、通風口、ヘッドフォン、マイク、HDMI出力を備える
右側面にはメモリカードスロット(ダミーカード装着済み)、光学ドライブ、eSATA/USB 2.0共用ポート、有線LAN、盗難防止ロック用ポートが並ぶ

 今回試用したのは、トマト・レッドの天面、Core i5-430M(2.26GHz/最大2.53GHz)、4Gバイトメモリ、500GバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブを選んだ構成で、直販価格は8万2605円におさまっている(2010年6月23日現在)。ちなみに、天面がマーズ・ブラックの場合は、ほかのカラーより2625円安価になるので、直販価格は7万9980円まで下がる。このデザイン、性能、機能でこの価格は、かなりコストパフォーマンスが高いといえるだろう。

試用したInspiron 15Rのデバイスマネージャ画面。HDDはHGSTのHTS545050B9A300とある

15.6型ワイド光沢液晶ディスプレイ、SRS Premium Soundを搭載

 解像度1366×768ドット(アスペクト比16:9)の15.6型ワイド液晶ディスプレイは、同社が“TrueLife”と呼ぶ光沢タイプだ。昨今は15型クラスでより高解像度の製品もあるが、初期状態でアイコンや文字が大きめに表示されるので、初心者や年配のユーザーでも見やすいだろう。もちろん、Windows 7を使うのに窮屈さを感じないだけの解像度は確保されている。

 表示品質については、据え置き型のスタンダードノートとして十分なレベルにある。輝度は16段階に調整でき、最大設定では十分な明るさがあり、最小設定ではかなり暗くなる。広色域ではないが、光沢パネルがもたらす鮮やかさもあり、発色に不満はない。一方、液晶ディスプレイ部はフレームも含めて光沢仕様で、低反射処理も強くないことから、映り込みは気になる。視野角は上下方向が少し狭いが、左右方向に問題はなく、ディスプレイのチルト調整さえ行えば問題ない。

 映像/音楽コンテンツの視聴においては、サウンド機能の「SRS Premium Sound」も見どころだ。ノートPCでは小型のスピーカーしか内蔵できないため、高音質化が非常に難しいが、SRS Premium Soundでは再生できない周波数の重低音を検出し、そこに含まれる高調波成分を強調することで、重低音を人間の脳に感じさせるなど、臨場感あるサウンドが楽しめる。スピーカー自体の音量はそれほど大きくないが、SRS Premium Soundを使うことで音響のクオリティは確かに上がっている。

15.6型ワイド液晶ディスプレイは光沢タイプを採用
高音質化技術のSRS Premium Soundも備えている

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