これがデルの新しい主力ノートPCだ――「Inspiron 15R」実力診断ヘアラインがたまらない(1/3 ページ)

» 2010年06月23日 11時40分 公開

デルの新しい15.6型主力ノート「Inspiron 15R」が登場

デルの15.6型ワイド液晶搭載ノート「Inspiron 15R」

 デルの「Inspiron 15R」は、インテルプラットフォームと15.6型ワイド液晶ディスプレイを採用した個人向けノートPC。AMDプラットフォームを用いた同じ画面サイズの「Inspiron M501R」とともに、5月14日に発売された新モデルだ。

 デルは個人向けのノートPCとして、ゲーミングマシンの「Alienware」、ハイスペック寄りの「Studio」、Netbookの「Inspiron Mini」もラインアップするが、Inspironはエントリーを中心にミドルレンジまでのユーザー層をカバーするスタンダードモデルに位置付けられる。Inspironの中でも15.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルは、主に家庭内の据え置き型メインPCとして利用される売れ筋の製品だ。

 なお、2009年1月に発売され、2010年1月にCore iシリーズを採用してフルモデルチェンジした従来モデルの「Inspiron 15」は併売となるので、購入時にはInspiron 15Rと間違わないようにしたい。

 Inspiron 15Rと15はほぼ同じ基本スペックだが、ボディデザインが異なるほか、Inspiron 15RはIntel HM57 Expressチップセット、eSATA/USB 2.0共用ポート、IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 2.1+EDRを搭載し、Inspiron 15はIntel HM55 ExpressチップセットとIEEE802.11a/b/g/nの無線LANを備える一方、eSATA/USB 2.0兼用ポートやBluetooth 2.1+EDRを装備しないなどの違いがある(2010年6月23日現在)。

ヘアラインが美しい新デザインのボディ

4色のカラーバリエーションが用意されている

 まずは外観から見ていこう。本体サイズは380(幅)×248(奥行き)×20〜32.8(高さ)ミリ、重量は約2.47キロと、15.6型ワイド液晶のノートPCとしては標準的な大きさだ。ボディに厚みはあるが、底面が前方に向かって絞り込まれており、液晶ディスプレイ部を薄く仕上げつつ、ボトムカバーをブラックで塗り分けてコントラストを付けるなどの工夫によって、見た目にはスッキリしている。

 デザインの特徴は、天面とパームレスト一面に施した金属調の仕上げだ。インモールド成型で樹脂にヘアライン加工のアルミのような模様を付けることで、メタリック感を演出しているのが目立つ。これに、白色LEDをあしらった電源ボタンやインジケータ、パーツの継ぎ目が目立たないような設計上の工夫も相まって、デザインはかなり洗練された印象を受ける。

 天面とパームレストの表面には光沢があるが、パームレストには指紋や汚れなどが付着しにくい加工を施しており、触った途端に指紋がべったり付いてしまうことはない。とはいえ、しばらく使っていると、天面やパームレストに付いた指紋が光に反射した際に気になるので、定期的にクロスでふいたほうがいいだろう。

 天面のカラーはマーズ・ブラック、トマト・レッド、ピーコック・ブルー、ロータス・ピンクの4色から選べる。今回入手した機材はトマト・レッドだったが、デルが“美発色トップカバー”と呼ぶだけあって、深みのある落ち着いた発色と金属調の仕上げが美しく、同社の従来機に比べて見栄えがする。

赤、シルバー、ブラックのコントラストが目を引くトマト・レッドのモデル。液晶ディスプレイのヒンジを背面の端より少し内側に設けている
天面は光沢の下にヘアラインの模様がある。DELLのロゴはシルバーの別パーツとなっている
パームレストも光沢の下にヘアラインの模様があり、表面はツルツルしている

背面にバッテリーを装着する。ACアダプタは電源ケーブルが太い

 主にデスクトップ代替として据え置きで使われることが多いInspiron 15Rでは、さほど重要ではないが、バッテリー駆動時間は最大約4時間2分とされている。背面側に48ワットアワー(11.1ボルト 4140mAh)のリチウムイオンバッテリーを装着する仕組みだ。

 付属のACアダプタは、実測でのサイズが48(幅)×108(奥行き)×28(高さ)ミリ、重量が約363グラムだ。同社の他シリーズでは薄型ACアダプタを採用したものもあるが、標準的なサイズのACアダプタとなっている。

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