「MSI 子どもパソコン組み立て教室」を参観してきた“ひとりでできるもん”と小学生が張り切る(1/2 ページ)

» 2010年07月28日 18時56分 公開
[長浜和也,ITmedia]

要望が多かった「親子で参加できる組み立て教室」がついに開催

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は、7月28日に、小中学生を対象にした「MSI 子どもパソコン組み立て教室」をカフェソラーレリナックスカフェ 秋葉原店で開催した。イベントは午前の部(小学生対象)と午後の部(中学生対象)の2回に分けて行われ、それぞれ5組の親子が、MSIと協賛メーカーから提供されたPCパーツを使って、自作PCの組み立てを実際に体験した。

 同社代表取締役社長の鄭志明氏はこのイベントを開催した理由として、「定期的に行っている組み立て教室の参加者から、“子どもと一緒に参加できる機会を作ってほしい”という要望がたくさんあった。しかし、通常の組み立て教室は平日の夜に行っているため、小中学生が参加するのは難しい。そこで、夏休みの機会に、親子で参加できる特別編を実施した」と説明した上で、「このようなイベントを、今後も冬休みや春休みなどに定期的に行う予定だ」と述べた。

 MSIの組み立て教室は、使用したパーツや組み立てたPCの持ち帰りはできないものの、無料で参加できるということもあって、「自作PCに興味があるけれど、実際にPCを組み立てたことがない」というユーザーから毎回多数の応募があるほどの人気で、2010年2月の開始からすでに11回も開かれている。今回の子どもパソコン教室も「100倍、とまではいきませんが」(MSI 石岡宣慶氏)、それに近い競争率になるほどの人気だったという。

 参加者の多くは、お父さんが子どもを誘って応募しているが、中には「お父さんにお願いして組み立てイベントを探してもらった」と記者に話してくれた小学生の女の子もいた。また、一緒に参加しているお父さんやお母さんに話を聞いても、「いや、家では買ってきたPCを使っているんですが、こうやって組み立てるのは初めてなんですよね」という声が多く、PCの自作には興味を持っているが、難しそうでなかなか手を出せない、という「潜在的自作PCユーザー」が、まだまだ多いことをうかがわせている。

組み立て教室の冒頭であいさつしたエムエスアイコンピュータージャパン代表取締役社長の鄭志明氏は、親子で参加できるイベントを「今後も定期的に行っていく」と述べた(写真=左)。講師はおなじみ、同社の石岡宣慶氏。自身も小学生のお父さんということもあって、参加した子どもたちともあっという間に和んでいた(写真=右)

おおっ、さすが小学生。怖いもの知らずだぜ。

今回の組み立て教室で使用したPCパーツ。MSIのマザーボードとグラフィックスカードのほか、インテルのCPUなど協賛メーカーの製品を使っている

 イベントは、MSIの石岡氏によるPCを構成するパーツのレクチャーから始まり、その後、組み立て作業を自分たちで行っていくという、通常の組み立て教室に準じたスケジュールで進められた。組み立て作業は、マザーボードにCPU、メモリの順に差してから、タワー型のPCケースに電源ユニットとマザーボードを組み込み、光学ドライブとHDDを搭載、最後にグラフィックスカードをマザーボードに差すという手順だ。

 講師の石岡氏が、「一番難しくて一番危険」といっていたのがCPUの扱いと各パーツのコネクタにある金属部分の扱いだ。特にマザーボード側のCPUソケットにあるピンの破損と、コネクタ部の金属部分を直接触れないように説明。また、同時に「金属を使っているところが多いので、手を切らないようにしましょう」と、繰り返し注意していた。このアドバイスは、この夏休みに、子どもと一緒にPCを自作しようと考えているお父さんお母さんも意識してほしい情報だ。

 参加した小学生は、恐る恐るパーツを手に取るかと思いきや、意外と思い切りがよく、CPUもメモリも「グッと握ってグィ」という感じでマザーボードに組み込んでいったりするが、さすがに、小学生ではメモリをググッと差し込むのに力が足りないようで、お父さんやお母さんに助けてもらう場面も見られた。

「お母さん、ここがCPUソケットっていうそうよ」「まあ、ここにCPUをくっつけるのね」(写真=左)。「CPUを載せて……」(写真=中央)。「レ、レバーが、しまらないわっ!」(写真=右)

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