公衆電源サービス、無料なら使いたい「8割」

» 2010年08月03日 14時10分 公開
[ITmedia]
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 ノートPCやスマートフォン、携帯電話、携帯ゲーム機など、モバイル機器を常に持ち歩く人が増え、電動アシスト機能付き自転車などの普及も進む中、「外出先・街中でも充電できる場所があれば」というニーズが高まっている。ネットマーケティングを展開するアイシェアが行った公衆電源サービスに関する意識調査によると、「公衆電源サービスが無料で使えるなら、利用したい」とする層が8割に達したという。

 同調査は、東京電力が東京・日比谷“日比谷パティオ”で2010年4月に始めた公衆電源サービス「espot」の実証実験に関連し、20代〜40代のインターネットユーザー男女460人を対象にしたもの。espotは施設内の電源スタンドでQRコードを読み取り、携帯電話より申し込むと無料で電源が利用できる仕組み。提供電気はすべて自然エネルギーを利用した「グリーン電源」を用いている。

 同様のサービスを無料で利用できるなら「とても利用したい」が20.7%、「機会があったら利用したい」が60.2%、合計で80.9%が利用したい意向を示した。有料の場合も「利用したい」が37.3%、うち、外出中に電源が欲しいと思ったことのある層の利用意向は47%に上り、有料であっても価格設定次第で需要はあることが伺えるとする。



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