レノボが「高性能タワー型」と自慢する「IdeaCentre K320」を試してみた:いまや貴重な“タワー”型(3/3 ページ)

» 2010年08月05日 17時00分 公開
[長浜和也(撮影:矢野渉),ITmedia]
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上位構成と下位構成、どちらを選ぶか?

ベンチマークテストの結果 IdeaCentre K320(試作機参考記録)
PCMark Vantage Build 1.0.2.0 PCMark 8287
memories 4852
TV and Movies 5591
Gaming 5954
Music 7733
Communications 7281
Productivity 7281
HDD 5812
PCMark 05 Build 1.2.0 CPU 8781
Memory 9019
Graphics 4806
3DMark 06 Build 1.0.2 1280×768ドット、nonAA、nonAniso 3245
CINEBENCH R10 Rendering(Single) 3955
Rendering(Multiple) 13900
CINEBENCH R11.5 CPU 3.72
CrystalDiskMark3.0 read Seq 128
Read 512 48.39
Read 4 0.59
Read 4KQD32 1.522
Write Seq 124.2
Write 512 66.13
Write 4 13.81
Write 4KQD32 1.331
3DMarkVantage Professional 1149
Professional:GPU 882
Professional:CPU 12682
Entry 6295
Entry:GPU 5382
Entry:CPU 12816
StreetFighterIV Score 8647
AVERAGE 44.31
The Last Lemnant 1280×720ドットフルスクリーン 26.01
FINAL FANTASY XI Offical Benchmark 3 LOW 10402
High 7370

 IdeaCentre K320で導入されたユニークな機能がフロントパネル中央に設けられた「パワーコントロールスイッチ」だ。このスイッチによって、パフォーマンスと静音性能のバランスを変えた「Turbo」、「Auto」、「Cool」の3つのモードに切り替えられる。フロントパネルにはLEDが内蔵されていて、切り替えたモードにあわせて光る色と点滅周期が変わる(Turboモードは赤く光って明滅が早い。Autoモードは青くゆっくりと明滅する。Coolモードは点灯せず)。

レノボジャパンの説明によると、TurboモードはCPUの性能を常時100%とするもので、その代わりファンも回転を速めて騒音が大きくなる。逆にCoolモードは、CPUのパワーを50%以下に抑えることで、ファンの回転数も抑えて騒音を出さないようにする。Autoは、その切り替えをシステムの負荷にあわせて自動で行うとしている。

 残念ながら、今回の評価作業で用いた機材が試作機で、モードの切り替えでどの程度パフォーマンスや騒音が変化するかを検証できなかったため、ベンチマークテストによる測定は、パワーモードが無効になった状態で行っている。また、試作機で測定した結果なので、ここでは参考値として紹介するにとどめておきたい。

せっかくのタワー型なら高性能構成が望ましい

 IdeaCentre K320は、フロントパネルに用意された豊富なインタフェースやマザーボードエリアがクリアになってアクセスしやすいケース内部、工具なしですべてのスロットとドライブベイで増設作業が可能など、使い勝手とメンテナンス性に優れている。システム拡張についても、スロットの数による制約はあるが、PCIスロット1基とPCI Express x1スロット2基が利用できる。標準で用意されているグラフィックスカードを将来換装する場合でも、LowProfileモデルに制限されることがない。ノートPCや液晶一体型のみならず、スリムタワータイプのLenovo H320と比べても、その拡張性は優れている。

 K320シリーズのラインアップには、搭載するCPU(Core i7-870とCore i5-750)とグラフィックスカード(GeForce GT 320とGeForce 310)、メモリ容量(6Gバイトと4Gバイト)、HDD容量(1Tバイトと500Gバイト)が異なる2モデルと、それぞれに、液晶ディスプレイ(上位構成モデルは23型ワイドの「Lenovo L2361p Wide」、下位構成モデルは21.5型ワイドの「Lenovo L2261 Wide」)をバンドルした2モデルの計4モデルが用意される。上位モデルに搭載されたGeForce GT 320はCUDAコア75基搭載、VP4実装とGeForce 310から機能と性能が格段に向上する。CPUもクアッドコア搭載8スレッド同時処理対応となる。液晶ディスプレイの有無はユーザーの環境や購入予算によって選択が分かれるが、性能を重視したいユーザーには、上位構成モデルがより適しているといえるだろう。

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