PC USER Pro

レノボ、最大“16モニター”仕様にもできる省スペースなパワフルWS「ThinkStation C20/C20x」デュアルCPU仕様でクラス最小のボディ

» 2010年06月22日 11時00分 公開
[ITmedia]

デュアルCPU仕様で最小クラスのボディ、Xeon 5600番台を搭載するパワフルWS

photo レノボ・ジャパンの省スペース&パワフルWS「ThinkStation C20x」

 レノボ・ジャパンは6月22日、Xeon 5600番台のデュアルCPU+Intel 5520チップセットによるシステムを採用するデスクトップワークステーション「ThinkStation C20/C20x」を発表。同日より発売する。

 両モデルとも、デュアルCPU搭載ワークステーションにおいてクラス最小とする省スペースボディの採用が特徴。ラックマウント3Uサイズに収納できる。本体サイズは130(幅)×427(高さ)×444(奥行き)ミリ、容積は24リットル。主に金融、ハイエンドCAD・CAM・CAE、3Dグラフィック、ビデオ・オーディオなどのプロフェッショナル業界向けに展開し、省スペースと高いパフォーマンスを両立した作業環境を提供する。

 小型サイズのボディは標準42Uラックに14台設置できる3Uサイズとしたほか、空気の流れを最大限に考慮“トリプルチャネルエアフロー”設計を採用。下段のHDDは電源(80PLUS GOLD認証)のファンで直線的に冷却(排熱)、中央のファンでシステムや中央(1つ目)CPUのヒートシンク、上部の背面ファンとCPUクーラーで前面(2つ目)のCPUヒートシンクに導風し、排出する仕組みとなっている。前面CPUの排熱が中央CPUのヒートシンクへ導かれないよう、上部(横置き時は右側)へ空気の流れをバイパスする仕組みや、ケーブル本数の多い電源メインケーブルを特殊な1列に並ぶ幅広ケーブル仕様とし、マザーボードの裏から通すことで内部のエアフローに影響を与えない工夫も取り入れた。

photophoto ツールレスデザインで、HDD、メモリ、グラフィックスカードなどの追加や交換作業、保守作業も容易に行える
photophotophoto 緻密に計算されたエアフロー設計。2つのCPUで、なるべく温度差が発生させない工夫や、重要なデータを保存するHDDを電源ユニットと並列に下段へ設置し、直線的な空気の流れで効率的に冷却する仕組みだという

 ThinkStation C20は、“コンパクトながら高いパフォーマンスを実現”をテーマに、Xeon X5670(2.93GHz)+8GバイトのDDR3メモリ(6本のメモリスロット搭載)+2基の500GバイトHDD+Quadro FX4800+64ビット版Windows 7 Professionalとする基本構成モデルを軸に展開。Xeon E5640など下位モデルの選択、1TバイトHDD×2のRAID 0構成、メモリ容量、Quadro FX1800、Windows XP Professional(Windows 7 Professionalのダウングレード権を利用)などを選択するカスタマイズモデルを全8つ用意する。

 3.5インチHDDベイは3基、Quadro NVS290(グラフィックスメモリ256Mバイト/DVI×2)/295(グラフィックスメモリ256Mバイト/DisplayPort×2)/450(グラフィックスメモリ512Mバイト/DisplayPort×4)、Quadro FX380(グラフィックスメモリ256Mバイト/DVI×2)/580(グラフィックスメモリ512Mバイト/DVI+DisplayPort×2)/1800(グラフィックスメモリ768Mバイト/DVI+DisplayPort×2)/4800(グラフィックスメモリ1.5Gバイト/DVI+DisplayPort×2+ST)、FireMV 2260(グラフィックスメモリ256Mバイト/DisplayPort×2)を搭載できる。

 ThinkStation C20xはC20より高パフォーマンス志向のモデルで、TDP130ワットクラス、かつXeon X5670×2といったのデュアルCPUやSASを標準でサポートし、12本のメモリスロット(発売時点のBTOで8Gバイト×12で最大96Gバイト、別途、16Gバイトモジュールの使用で最大192Gバイトまで搭載可能)などを実装する。グラフィックスはQuadro FX4800のSLI動作やFX5800(グラフィックスメモリ4Gバイト/Displayport+DVI×2+ST)といったハイエンドグラフィックスカードも使用できる。

photophotophoto このテスト機はDisplayPortを4基備える2DのQuadro FX580を2つ搭載し、「8ディスプレイ」で運用できる。証券会社のディーリングルームや投資家が使用する場面でよく見かける、マルチディスプレイ環境の構築も容易だ。同等グラフィックスカードを4つ搭載し、最大16個のディスプレイ仕様にすることもできるという(写真=左)。HDDベイは下段に3つあり、ツールレスでメンテナンスできる(写真=中)。ThinkStation C20xはメモリスロットを16基備え、現時点での同社BTOで最大96Gバイト、別途16Gバイトモジュールの使用で最大192Gバイトまで搭載可能とする(写真=右)。“最強自分用マシン”として、OSにWindowsを搭載できるXeonワークステーションを導入するハイエンドコンシューマーユーザーも多々いるという

 主なインタフェースは、メモリスロット×12(C20は6本)、3.5インチHDDベイ×3(C20xは、このうちSAS×2)、5インチベイ×1、USB 2.0×10(前面×2、背面×8)、eSATA×1、マイク/イヤフォン、ライン入出力、マルチメモリカードリーダー、PCI Express x16×2(フルレングス)、PCI Express x4×1、PCI Express x1×1(ハーフレングス)、PCI×2(ハーフレングス)、1000BASE-T対応有線LAN×2(C20は1基)などを実装する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月22日 更新
  1. 2026年版Surfaceはどうなる? 正面衝突を避けるMicrosoft、10万円切り「MacBook Neo」対抗への秘策はあるか (2026年04月21日)
  2. “世界初のPC”って何だ?――「VAIOの日」(8月10日)に発表へ ノジマ野島社長が明かすVAIOの現在地 (2026年04月22日)
  3. ノートPCの拡張性を大幅に向上、デスクトップ並みの環境を構築できる「UGREEN Revodok Pro 314」が43%オフの1万2590円に (2026年04月20日)
  4. エレコム、Type-Cドック機能を備えたアルミ製タブレットスタンド (2026年04月21日)
  5. 「REGZA」ブランドからワイヤレスイヤフォン登場 国内初の「RGB Mini LED搭載液晶TV」も追加投入 (2026年04月21日)
  6. ノジマが約1100億円で日立の家電事業を傘下に 2026年度中(予定) (2026年04月21日)
  7. 「SwitchBot スマートデイリーステーション」を試す “今日何着ていこう?”を解決する電子ペーパーお天気端末 (2026年04月22日)
  8. Windows Serverに「帯域外更新」 4月更新の適用で「ドメインコントローラー」が繰り返し再起動する事象を受けて (2026年04月20日)
  9. なぜAppleは「半導体」と「製品」のトップを統合したのか クック退任より重要な「CHO新設」と究極の垂直統合 (2026年04月22日)
  10. ジョブズ氏の帰還からAI時代へ――Appleが描く「パーソナルAI」の未来は原点回帰なのか (2026年04月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年