エデン氏はSandy Bridgeシリーズのブレイクスルーとして、構成を変えた内部のアーキテクチャを紹介。クアッドコアでも少ない消費電力で高い性能を発揮し、CPUコアと同じダイにグラフィックスコアを実装して従来より高いクロックで動作しながら消費電力を少なくすることが実現できたと説明する。また、共有3次キャッシュメモリでも、リングバスによる接続など新しい構成を導入したことで性能が向上したとした。
エデン氏は、Sandy Bridgeシリーズと従来のCore iシリーズで測定したベンチマークテスト(Excelによるマクロ処理とPhotodex Proshow Goldによるスライドショー作成処理)の結果でパフォーマンスの違いを示した。ともにクアッドコアのノートPC向けモデルで、Sandy Bridgeシリーズの「Core i7-2720QM」と従来のCore iシリーズ「Core i7-840QM」で比較している。Excelの処理ではCore i7-2720QMが69%、Photodexでは62%の向上がそれぞれ確認された。
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