やっぱり出てきた“Z68”マザー──ASUSのCeBIT展示ブース事前公開CeBIT 2011(1/2 ページ)

» 2011年03月01日 04時25分 公開
[長浜和也,ITmedia]

ASUSの裸眼ステレオ立体視は“ひと工夫”あり

 ASUSがCeBIT 2011で用意した展示ブースは、液晶一体型PCやノートPC、タブレットデバイスを展示するコーナーと、マザーボード、グラフィックスカードなど、PCパーツと周辺機器を紹介するコーナーの2つに分かれて設営されている。

 ノートPCでは、ステレオ立体視を裸眼で利用できる「NAKED EYE 3D」を導入したノートPCのサンプル動作デモが行われている。ASUSが開発した裸眼ステレオ立体視は、ディスプレイに2層のパネルを実装して、それぞれで左目用と右目用の映像を再生するもので、仕組み自体は、日本のPCメーカーでも導入されているものに近い。

 しかし、ASUSでは、視聴しているユーザーの両目と鼻の位置と距離を液晶ディスプレイに搭載したWebカメラで認識して、ユーザーの位置に合わせてステレオ立体視が最も効果的に表示されるように自動でチューニングを行う。また、視聴中にユーザーが移動しても、その距離と位置の変化にあわせて自動でチューニングを修正してくれる。

 CeBIT 2011では、ROGノートPCシリーズの「G53 SW 3D」にこの機能とソフトウェアを導入してデモを行っていた。CPUは、Core i7-2630QM(2.0GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.9GHz)、Intel HM65 Expressチップセットを搭載し、GPUはNVIDIAのGeForce GTX 460Mを載せる。メモリはDDR3-1333を最大16Gバイト実装できる。15.6型ワイドの液晶ディスプレイを採用し、解像度は通常の液晶パネルでは1920×1080ドット、ステレオ立体視に対応するモデルでは1366×768ドットになる。データストレージは、640Gバイト、もしくは、750GバイトのHDDで2台のHDDの搭載も可能だ。

 展示ブースのスタッフによると、裸眼ステレオ立体視に対応するタイプの出荷開始は、第2四半期の予定で、実売価格は「15万円」を見込んでいるという。

裸眼ステレオ立体視の動作デモを行っていたROGノートPCシリーズの「G53 SW 3D」(写真=左)では、2層のパネルで左目用と右目用の画像を表示するだけでなく、液晶ディスプレイの上に搭載したWebカメラで、ユーザーの両目と鼻の位置を把握し、ステレオ立体視表示が最も効果的になる設定を自動で行ってくれる(写真=右)

マザーボードでは、Intel Z68 Expressモデルが

 マザーボードでは、第2四半期の登場が予測されているインテルの未発表チップセット「Intel Z68 Express」を搭載したサンプルボードが展示されていた。CeBIT 2011でASUSが用意したのは、「P8Z68-V PRO」で、期待のR.O.G.シリーズではない。

 とはいえ、P8Z68-V PROでも、EPUとTPUのそれぞれで専用のオン/オフスイッチを用意し、MemOKボタンやBT GO!など、自動チューニング機能やASUS独自機能は充実している。そのほかにも、CeBIT 2011で登場するIntel H61 Express搭載マザーボードとして、「P8H61 PRO」と「P8H61-M PRO」が展示されていた。

 コストパフォーマンスを重視したIntel H61 Express搭載マザーボードらしく、機能は抑えているが、それでも、どちらも自動オーバークロックチューニング機能の「Turbo V」やMem OK!、そして、ASUSが独自で用意したグラフィックスコアアクセラレーション機能の「GPU Boost」を実装する。

Intel Z68 Expressを搭載するマザーボードとして初めて登場した「P8Z68-V PRO」は(写真=左)、Mem OK!やTPU、EPUのオン/オフ専用スイッチを備えるほか(写真=中央)、「BT GO!」を利用するためのBluetoothモジュールも搭載していた(写真=右)

Intel H61 Express搭載マザーボードとして展示されていた「P8Z61-V PRO」(写真=左)と「P8Z61-M PRO」(写真=中央)は、機能控えめながら、「Turbo V」や「GPU Boost」など、ASUSの性能向上機能を実装している(写真=右)

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