COMPUTEX TAIPIE 2011が、2011年も台湾の台北市で、5月31日から6月4日に行われる。30日はその前日となるが、プレスセンターが開設され、New Product Previewやメーカーの説明会が予定しているなど、実質的には本日からスタートといってもいいだろう。
「Intel 6シリーズチップセットショック」などで大きな影響を受けたPCパーツ業界も、Intel Z68 Expressの登場や最新世代のGPUがエントリークラスからバリュークラスにも投入されるなど、ここにきて状況が好転してきている。
また、新製品の発表が続くタブレットデバイスでは、Androidのみならず、最新世代Atomを組み込んだ“Oak Trail”とWindows 7を採用する「タブレットPC」が相次いで登場している。COMPUTEX TAIPIE 2011では、これらのカテゴリーで最新モデルが展示されるほか、AMDの最新プラットフォームが発表される予定など、「PCベンダーの反撃」が期待される。
現在明らかになっているスケジュールでは、インテルが開催初日の31日に基調講演を行うほか、クライアントPCやモバイルプラットフォームの説明会も予定している。AMDも6月1日にイベントを行う。また、ASUSは30日に行う説明会のほかに、5月31日にも「R.O.G.」ブランドの説明会を行うという。
展示ブースは5月31日の正式開幕から公開となる。こちらは、従来と同じく台北世界貿易センター(Taipei World Trade Center)のHall 1、Hall 2、Hall 3、台北国際会議センター(Taipei International Convention Center)、そして、台北世界貿易センター南港展覧館(Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall)に分かれて実施する。PCパーツベンダーなどが展示する最新モデルに注目したい
PC USERでは、特集ページでCOMPUTEX TAIPEI 2011の情報を連日紹介していく予定だ。今回も最新パーツが気になる自作PCユーザーには見逃せないイベントとなるだろう。
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