ASUSプレスカンファレンスで「Eee Pad」「Eee Tablet」が登場:COMPUTEX TAIPEI 2010

» 2010年06月01日 12時32分 公開
[長浜和也,ITmedia]

Core 2 Duoを搭載したパワフルなタブレットは変身する

 ASUSがプレスセッションで公開したタブレットデバイスのうち、「Eee Pad」シリーズでは「EP121」「EP101TC」が登場した。EP121は、標準の状態でスレートタイプのタブレットPCだが、ドッキングステーションと接続することで、クラムシェルタイプのノートPC、もしくは、液晶一体型液晶ディスプレイとキーボードユニットといった多様な形態に変更できる。ASUSが配布した資料によると、EP121のCPUはCULV版のCore 2 Duoの予定で、バッテリー駆動時間は約10時間、OSにはWindows 7 Home Premiumが導入される。

 製品を説明したASUS台湾本社Charmanのジェリー・シェン氏は、ASUSが考えるノートPCの利用目的について、「入力や文章作成といったProductivityにはキーボードが有効で、画像編集などのMedia Creationではより直感的なタブレットなどの入力デバイスが便利だ。そして、コンテンツを読むMedia Consumotionという、より受け身な使い方もある」と述べ、ユーザーの利用目的に合わせて形態を変えられるEP121は、「キーボードを使った文章作成も、画像加工の直感的な操作もEP121なら満足して使ってもらえる」とアピールした。

 EP121より小型で10型の液晶ディスプレイを搭載した「EP101TC」は、675グラムという軽さと12.2ミリという薄いボディといった携帯性能が特徴だ。OSには、Windows Embedded Compact 7を導入して、ネットワークコミュニケーションやWebブラウジング、そして、電子ブックリーダーとして利用することを想定している。

「Eee Pad EP121」をモバイルドッキングステーションと接続すると、このようなクラムシェルタイプのノートPCのようになる(写真=左)。10型ワイドの液晶ディスプレイと、675グラム、厚さ12.2ミリという軽量薄型の「Eee Pad EP101 TC」(写真=右)

EP121の左側面には電源ボタンとボリューム調整スイッチ、ミュートボタンが用意され(写真=左)、右側面にはマイクとヘッドフォン、USBとHDMI、SDメモリーカードスロットなどが用意されるようだ(写真=右)

EP121に用意されるもう一方のドッキングステーションは、ワイヤレスキーボードと液晶ディスプレイスタンドのような形状をしており、本体を接続すると液晶一体型PCのスタイルになる(写真=中央)。こちらのドッキングステーションサンプルでは、背面にUSB、有線LAN、HDMIが用意されていた(写真=右)

既存の電子ブックリーダーを超えた高機能で勝負

 「Eee Tablet」は、タッチ操作などの付加機能を持たせたデバイスとして既存の電子ブックリーダーとの差別化を図るという。さらにシェン氏は、テキスト、数式、議事録などの記録に有用なテンプレートを備えたEee Tabletだけで入力可能なだけでなく、細かい絵ですら本物の紙に描くように入力できるとアピールする。

 シェン氏は、既存の電子ブックリーダーの不満として多くのユーザーがあげているページ切り替えの遅さにも言及し、Eee Tabletなら、ページの切り替えが従来の0.9秒からわずか0.1秒で可能であることを、アドバンテージとして示した。

 また、保存された多種多様なドキュメントの管理も、容易であるとともに、音声の保存、SDメモリーカードやUSBで接続したストレージにドキュメントのバックアップが可能で、背面に搭載したカメラで紙やボードに手書きで記された図表などを撮影して画像で保存できることも、Eee Tabletの優位点として紹介された。

Eee Tabletは、すでに登場している電子ブックリーダーを超える高機能を備える(写真=左)。ページ切り替えが従来機種の9倍となる0.1秒であることに加え、音声の録画、搭載したカメラによる画像メモの保存、SDメモリーカードやUSBによるデータの移行などが可能だ。本体の側面には録音ボタンやカメラのシャッターボタンを専用で備える(写真=右)

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