NVIDIAは5月29日(現地時間)、ノートPC向けのハイエンドGPU「GeForce GTX 560M」を発表した。
GeForce GTX 560Mは、1080p解像度でのDirectX 11対応ゲームタイトルを含むハイエンド志向のゲーム利用シーンに訴求し、マルチGPU環境のNVIDIA SLI、外部GPUとCPU統合グラフィックスを自動で切り替えるNVIDIA Optimusテクノロジー、NVIDIA 3D Vision、PhysX、CUDAなどをサポートする。
主な仕様は、CUDAコア192基、シェーダクロックが1550MHz。グラフィックスメモリはGDDR5で、バス幅は最大192ビット。今後、デルのAlienwareや東芝よりGeForce GTX 560MとNVIDIA Optimusテクノロジー対応モデル、ASUSやMSIよりGeForce GTX 560M搭載モデルが登場する予定としている。
合わせて薄型軽量ノートPC向けとするエントリークラスのGPU「GeForce GT 520M」も投入する。ASUS、Samsungなど多くのベンダーで採用される予定としている。
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