むむむ、知恵者のおまえがマルチディスプレイというのなら、その通りにしたほうがよいかもしれんなショップのダメ出し!(2/4 ページ)

» 2011年09月23日 08時08分 公開
[吉川慧(ぜせ),ITmedia]

システムの安定性を考えてグラフィックスドライバを統一

MSI「P67A-GD65 V2」。P67チップセットを搭載したATXマザー。P67マザーは、CPU内蔵GPUの機能が使えないなどの一部機能制限はあるが、現在は全部入りマザーこと、Z68マザーがリリースされたことで、低価格で購入できるものも増えている

 まず最初に変更されたのがマザーボードだった。基幹パーツとして導入していたZ68 GT430 ITX-WiFiを、MSIの「P67A-GD65 V2」にチェンジ。西田氏は「Z68 GT430 ITX-WiFiは、マザーボード単体で最大4画面まで出力できるため、小型マシンでマルチディスプレイを構築する際には有効なパーツです。しかし、メインマシンとして考えると拡張性が心もとない。加えて、仮に4画面出力するとしても、CPU内蔵のグラフィックスとオンボードされているGeForce GT 430、2つのGPUでディスプレイを管理することになるため、インテルとNVIDIAのグラフィックスドライバを併用することになるのです」と説明する。

 「同マザーボードは2GPUでの運用を前提としているため、調整は当然されていますし、最近はドライバの相性によってトラブルが起きることは少ないのですが、複数のディスプレイを使う際は同一のドライバで制御したほうが安定します。また、管理も楽ですしね。そこで今回は、ディスプレイを外付けのグラフィックスカード(GPU)で一元管理することを前提に、MSIのP67A-GD65 V2に変更しました」とコメント。

Sapphire「FLEX HD6770(11189-02-20G)」。画面出力はDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1を備える

 続けて「Z68マザーと比較し、CPU内蔵GPUの機能が使えないなどの一部機能制限はありますが、拡張スロットにPCI Express x16形状のスロットを2基搭載しており、内部的にはx16×1、もしくはx8×2の動作が可能なので、グラフィックスカードの2枚挿しを前提とするならいいのではないかと。また、価格も安くなっているので、予算が限られている今回のようなケースでは選択肢としてアリですよ」とアドバイスをしてくれた。

 そして、グラフィックスカードにSapphireの「FLEX HD6770(11189-02-20G)」を追加した。西田氏は「このカードは計4画面出力することが可能で、DisplayPortを考えなかったとしても、一般的に普及しているDVIとHDMIで3画面の環境を構築できます。加えて、ただ画面出力ができるだけではなく、搭載しているGPUの性能もそれなりに高いので、ゲームや動画などの描画能力を必要とする作業を複数行っても、ストレスを感じることは少ないと思います」と話す。

 さらに「4画面以上欲しい場合は、画面出力用にグラフィックスカードを追加してもらうことになりますが、そもそも4画面以上にすると、設置用のアームなどを別個購入する必要がでてきますし、マシンだけではなく設置環境をそろえるためのお金が結構かかります。コストパフォーマンスを考えると3画面ぐらいがちょうどいいかもしれません」と付け加えた。

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