パソコンと“ドデカ液晶”のセットをできるだけ安く手に入れろ!OSの価格を考えるとこわい(2/2 ページ)

» 2011年11月02日 17時26分 公開
[小川夏樹,ITmedia]
前のページへ 1|2       

普段使いには十分の性能、場合によってはBTOで外付けGPUも検討したい

Windows 7のエクスペリエンスインデックス。CPUのスコアが7.1、グラフィックススコアはデスクトップが4.7、3Dゲームが5.8、シングルチャネルのメモリが5.9で、HDDの数値も5.9。CPU性能が高い割りにグラフィックスがやや低く、アンバランスな構成か

 Lm-iS610Eは、標準ではCPU内蔵のグラフィックス、いわゆるIntel HD Graphics 2000を利用する仕様だ(前述したように、マザーボード上にDVI-DとアナログRGBのポートが設けられている)。Intel HD Graphics 2000は、DirectX 10までのサポートになるので、別途外部グラフィックスが必要な場合は、BTOメニューからより高性能なGeForce GT 520やQuadro 600を選択しよう。

 27型ワイド液晶を付属して6万円を切るという、コストパフォーマンスを重視したエントリー向けマシンのため、性能面で過度に期待はできないものの、恒例のベンチマークソフトでパフォーマンスをチェックしてみた。

 計測したベンチマークは、PCMark05、PCMark Vantage、3DMark 06、3DMark Vantage、ゲーム系ではFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3、FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkといったおなじみのソフトだ。

 まずはWindows 7のエクスペリエンスインデックスから見ていこう。個別のスコアは、CPUが7.1、グラフィックススコアはデスクトップが4.7、3Dゲームが5.8、メモリは5.9でHDDの数値が5.9となっている。メモリはシングルチャネル動作のためかパフォーマンスが若干低い。また、Windows Aeroのデスクトップパフォーマンスは、通常時の操作に関わってくる部分でもある。さすがにハイエンドPCと比べると、デスクトップの描画がやや遅い印象はあるので、この辺りが気になる人はBTOメニューに用意されている外部グラフィックスを選択するといいだろう。

 次に各種ベンチマークテストの結果を見てみよう。結論からいうと、パフォーマンス的にはミドルレンジよりやや下といったところだ。特に3Dゲーム系は、DirectX 9ベースのFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3が何とか動作できる範囲で、FINAL FANTASY XIV Official Benchmarkに至っては“紙芝居”状態だった。もともと、ゲーム用途のマシンではないが、最新の3Dゲームをプレイするのはあきらめたほうがいいだろう。

PCMark05(画面=左)、PCMarkVantage(画面=中央)、3DMark06(画面=右)

3DMarkVantage(画面=左)、FINAL FANTASY XIV Official Benchmark(画面=中央)、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=右)

 以上、Lm-iS610Eを見てきた。搭載しているCPUの素性がよいので、当然ベンチマークでもCPU回りのパフォーマンスが高く、Webの閲覧やメールのやり取り、資料作成といった普段使いの用途に不満を感じることはほとんどないはずだ。

 1つ付け加えるなら、グラフィックス回りがCPU性能をスポイルしてしまっている部分があるので、場合によってはBTOメニューに用意されているGeForce GT 520を選択するのもアリだろう。もっとも、「27型ワイドのフルHD液晶を付属しながら6万円を切る」という抜群のコストパフォーマンスを考えると、多少の不満は気にならない。ディスプレイ環境までワンパッケージになった“ちょっとリッチ”なエントリーマシンをできるだけ低価格で手に入れたいなら、まずはチェックしてほしい1台だ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月23日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線 (2026年09月22日)
  3. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す (2026年09月23日)
  4. デスクをすっきり整理できる「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」がセールで25%オフの2万4690円に (2026年09月22日)
  5. フルHD/300Hz駆動で3万円台!? 「GigaCrysta」新モデル&驚きのコンセプト機が並んだアイオーブースを一挙紹介 (2026年09月23日)
  6. 液晶ポリマー採用のSudokoo製ファンやSANDISK新SSD「Optimus」がアキバに上陸! ゲーミングデバイス「AIM1」など新顔多数の秋連休アキバ (2026年09月21日)
  7. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート (2026年09月21日)
  8. 15型PCや書類をスマートに収納する「ザ・ノース・フェイス Shuttle デイパック」がセールで20%オフの2万4649円に (2026年09月22日)
  9. PCのストレージ不足解消と高速化に役立つ「キオクシア 2TB 内蔵SSD SSD-CK2.0N4B/R」がセールで10%オフの5万8480円に (2026年09月20日)
  10. PC回りの音質を手軽に向上させる「Creative Pebble V3」が20%オフの4384円に (2026年09月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー