15.5型モバイル拡充、“Z”に新色、編集ソフト刷新――ソニーの「VAIO」春モデル2012年PC春モデル(1/2 ページ)

» 2012年01月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

VAIO 2012年春「標準仕様モデル」の主な特徴

ラインアップ

  • 光ファイバー接続のドックを採用した13.1型ハイエンドモバイルノートPC「VAIO Z
  • フルフラットボディの13.3型/15.5型オールインワンモバイルノートPC「VAIO S
  • 3D立体視やテレビ機能など、AV機能重視の16型/16.4型ノートPC「VAIO F
  • 集光材で光るボディやクリアボディが目を引く15.5型ノートPC「VAIO C
  • スタンダードな構成の14型/15.5型ノートPC「VAIO E
  • 低価格帯の11.6型モバイルノートPC「VAIO Y
  • 地デジ“スグつくTV”+3波ダブルチューナー搭載の24型ボードPC「VAIO L
  • 3波ダブルチューナー搭載の21.5型ボードPC「VAIO J

ハードウェア

  • 主にCPUやHDDなど基本スペック強化が中心のアップグレード
  • VAIO ZのSSDが第3世代に(店頭モデルも直販モデルと同世代のSSDに移行)
  • VAIO Sは15.5型モデルを拡充
  • VAIO FLJのBlu-ray DiscドライブがBDXLに対応
  • VAIO J付属のキーボード/マウスが小型化

ソフトウェア

  • VAIO Sの13.3型(SB)にWindows 7 Professionalモデルを用意
  • VAIO FLに3D対応の動画/音楽編集ソフト「Imagination Studio VAIO Edition」を採用
  • 「PMB VAIO Edition」は「PlayMemories Home for VAIO」にアップデート

VAIO 2012年春「VAIOオーナーメードモデル」の主な特徴

ラインアップ

  • VAIO Zに新色のシルバーを追加
  • VAIO Sは高解像度液晶やクアッドSSDが選べる上位モデル(SA)を用意
  • VAIO Cは14型ワイド液晶搭載モデル(CA)を用意
  • VAIO Eは17.3型ワイド液晶搭載モデル(EJ)を用意
  • VAIO Yのインテルプラットフォーム版(YA)は2011年夏モデルを継続販売

ハードウェア

  • 標準仕様モデルに比べて、ローエンドからハイエンドまで選択可能

ソフトウェア

  • Windows 7やOffice 2010のエディションを選択可能
  • VAIO FLはImagination StudioやAdobe CS5.5/Elementsが選択可能
  • VAIO JはAdobe CS5.5/Elementsが選択可能


計8シリーズが一斉にモデルチェンジ

 ソニーは1月25日、「VAIO」ブランドの2012年PC春モデルを発表した。店頭販売向けの標準仕様モデルと、購入時に仕様が選べるソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデルを用意し、2012年2月4日から順次発売する。

 ラインアップはノートPCが6シリーズ(FCEZSY)、デスクトップPCが2シリーズ(LJ)の計8シリーズ。新シリーズの投入はなく、ユーザー層に最適化するためのモデル数の調整、基本スペックの強化、カラーバリエーションの一部変更、プリインストールソフトウェアの切り替えが主なトピックだ。

モバイルは「VAIO S」を拡充、「VAIO Z」には直販限定でシルバーが登場

 13.1型ワイド液晶搭載の最上位モバイルノートPC「VAIO Z」は、標準仕様モデルにVAIOオーナーメードモデルと同様の「第3世代SSD RAID 0」を採用しつつ、CPUも強化した。重さ約1.165キロ/厚さ16.65ミリと薄型軽量ボディのPC本体に、光ファイバー接続のGPU/光学ドライブ内蔵ドッキングステーションを組み合わせた先進的なシステムは健在だ。VAIOオーナーメードモデルでは、新色のシルバーが選択可能になった。

「VAIO Z」の直販モデルに追加されたシルバー。背面のバーがブラックになっている

 光学ドライブ内蔵のオールインワンモバイルノートPC「VAIO S」は、15.5型ワイド液晶を搭載した「VAIO S(SE)」の標準仕様モデルを拡充。モデル数を2つに増やし、Core i7-2640M(2.8GHz/最大3.5GHz)搭載でブラックボディの上位機と、Core i5-2450M(2.5GHz/最大3.1GHz)搭載でシルバーボディの下位機を用意した。

 13.3型の下位シリーズ「VAIO S(SB)」は、オフィスや大学での利用を考慮し、標準仕様モデルにWindows 7 Professional(SP1)搭載機を加えている。1600×900ドットの高解像度液晶やクアッドSSDが選択できるハイスペックな直販限定シリーズ「VAIO S(SA)」も引き続き展開する。

 低価格帯の11.6型モバイルノートPC「VAIO Y」は、標準仕様モデル「VAIO Y(YB)」のHDD容量を増やしただけの小幅なアップデートだ。

15.5型の「VAIO S(SE)」は店頭モデルのラインアップが拡充した(写真=左)。「VAIO S(SB)」はWindows 7 Professional(SP1)搭載の店頭モデルが登場(写真=中央)。11.6型モバイルノートの「VAIO Y」(写真=右)

バリエーション豊かな大画面ノート

VAIO Fの最上位機は、4倍速駆動の16型フルHD液晶を搭載し、フレームシーケンシャル方式の3D立体視に対応する

 AV機能を重視した16型/16.4型ノートPC「VAIO F」は、標準仕様モデルの全機にBDXL対応のBlu-ray Discドライブを採用。最上位機は従来同様、4倍速駆動の16型フルHD液晶ディスプレイを装備し、フレームシーケンシャル方式の高品位な3D立体視に対応する。

 フルHD液晶を備えた上位2機は、新たな動画/音楽編集ソフトの「Imagination Studio VAIO Edition」を採用したのも特徴だ。このソフトは、3D立体視映像の編集に対応した「Vegas Movie Studio HD Premium 11」、ディスクオーサリングの「DVD Architect Studio 5.0」、音楽編集の「Sound Forge Audio Studio 10」、ミキシングの「ACID Music Studio 8」と4タイトルで構成される。この変更により、従来機に付属していた動画編集ソフトのAdobe Premiere Elements 9は省かれた。

 一方、写真や動画を管理・編集するソフト「PMB VAIO Edition」は引き続き搭載するが、発売日に合わせて新ソフト「PlayMemories Home for VAIO」にアップデートされる予定だ。機能面はPMB VAIO Editionとほぼ同じだが、顔検出機能は省かれている。ソニーは今後、VAIO以外の製品やサービスにおける動画・静止画アプリについても「PlayMemories」のブランドに統一し、使い勝手の向上を図るという。

 透明樹脂や集光材(電源なしで光って見える素材)を用いたボディが特徴の「VAIO C」は従来同様、15.5型の「VAIO C(CB)」を店頭と直販の両方で、14型の「VAIO C(CA)」を直販のみで取り扱う。VAIO C(CB)の標準仕様モデルはカラーバリエーションを変更し、集光材のオレンジから透明樹脂のブラックに切り替えている(集光材のピンク、透明樹脂のホワイトとブルーは継続)。

 スタンダードな構成の大画面ノートPC「VAIO E」は従来同様、画面サイズ(14型/15.5型/17.3型)と採用するプラットフォーム(インテル/AMD)の違いにより5つのシリーズに細分化される。標準仕様モデルは14型のインテルCPU搭載機「VAIO E(EG)」を拡充し、2モデルに増やしつつ、CPUグレードも底上げした。17.3型はVAIOオーナーメードモデルのみの展開で、インテルCPUのみ採用する。

15.5型の「VAIO C(CB)」は標準仕様モデルにプレーンなブラックが加わった(写真=左)。「VAIO E」は14型のインテルCPU搭載機「VAIO E(EG)」を拡充してきた(写真=右)

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