11.6型ボディに圧倒的な性能を――ゲーミングモバイルPC「NEXTGEAR-NOTE i300」の実力ちっちゃいは正義(2/4 ページ)

» 2012年05月18日 16時25分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

明るく見やすい液晶ディスプレイを搭載

1366×768ドット表示対応の11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載

 LEDバックライトを搭載した11.6型ワイドの液晶ディスプレイは、1366×768ドットの画面解像度に対応している。光沢仕上げで明るく鮮やかな表示だ。照明や外光は映り込みやすいが、輝度が十分に高いので少々の映り込みは気にならない。上下の視野角は狭いが、ヒンジの角度は130度程度まで開くので見やすい位置に調整できるだろう。

 ステレオスピーカーは、底面奥の両端に設置されている。設置場所の影響を受けるものの、小さなボディのわりになかなかパワフルなサウンドだ。音響効果技術の「THX TruStudio PRO」に対応しており、音楽や映画を臨場感あるサウンドで楽しめる。

6段配列のアイソレーションキーボードを採用。強めにタイピングしてもたわんだりはしなかった

 キーボードはアイソレーションタイプの6段配列で、主要キーのキーピッチは横約17ミリ×縦16ミリ(縦は実測)とフルサイズよりは少し小さい。カーソルキーなど右端で少し細長いキー(キーピッチ実測約14ミリ)がある。タッチ感はスイッチの反発が強く感じるが、特に長時間の文章入力をする用途でもなければ問題ないだろう。キーボードユニットの立て付けはしっかりしており、強めにタイプしてもたわみなどを感じることがない点は好印象だ。

 キーボード手前には2ボタン式のタッチパッドがある。Synaptics製のドライバが導入されており、パッドの右辺/下辺を利用した上下左右スクロールのほか、2本指を使った上下左右スクロール、つまみズーム、回転などの機能も備えている。左右ボタンは独立していて押しやすいが、パッド部分もパームレストと同じラバー質の素材のため滑りがやや悪く、操作感については好みが分かれそうだ。

タッチパッドにはSynaptics製のドライバを導入している。パッドの右辺/下辺を使った1本指スクロールのほか、2本指を使ったスクロール機能、2本指の開閉でズーム/パンを行うつまみズームや回転機能などが利用できる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー