MSIブースで“Windows 8対応”3DMarkを見たCOMPUTEX TAIPEI 2012(1/2 ページ)

» 2012年06月11日 14時27分 公開
[長浜和也,ITmedia]

新ブランド「MPower」を、まもなく投入

 MSIでは、マザーボードのサブブランドとして、ハイエンドの“Big-Bang”シリーズを展開しているが、COMPUTEX TAIPEI 2012では、新しいマザーボードのサブブランドとして“MPower”シリーズのマザーボードを公開した。MPowerシリーズは、Big-Bangシリーズより下位にあたるブランドとして展開する予定で、汎用マザーボードの“GD”シリーズより上という位置づけになる。Big-Bangと同様に、MPowerもオーバークロック耐性を重視しており、工場出荷時にオーバークロック設定において24時間連続安定動作の試験を行い、オーバークロックテストでは、CPUの4GHz超え動作を確認、そして、大型になりがちな水冷ユニットが搭載できるように、CPUソケットの周辺にスペースを設けるようにしていると、MSIは説明する。

MPowerシリーズもオーバークロックにおける耐性と安定動作を訴求する(写真=左)。ブースでもMPowerのオーバークロック動作デモを行い(写真=中央)、CPUが4GHz超えで長時間にわたって安定して長時間動作することを示していた(写真=右)

 COMPUTEX TAIPEI 2012の展示ブースでは、Intel X79 ExpressチップセットとLGA 2011を実装する「X79 MPower」と、Intel Z77 Express チップセットとLGA 1155と実装して“Ivy Bridge”世代のCPUに対応する「Z77 MPower」を展示していた。どちらのモデルも、無線接続で利用するBloetooth 4.0対応USBモジュールと、IEEE 802.11 b/g/n対応USBモジュールを用意する。MSIのスタッフによると、デスクトップPCでも無線LANやBluetoothといった無線接続を求めるユーザーが増えていて、ほかのマザーボードベンダーも対応する製品を投入している状況で、MSIもこの訴求を重視していると述べる。また、ヒートシンクデザインは、Lightningシリーズとそろえるなど、「見て楽しむ要素」も配慮したという。

 X79M MPowerは、メモリスロットを8基搭載して、DDR3を独自オーバークロックによって2400MHzまで設定可能だ。最大容量としては128Gバイトまで載せることができる。拡張スロットは、PCI Express 3.0 x16対応が3基とPCI Express 2.0 x16対応が1基で、マルチGPUでは、4-wayのSLIと4-wayのCrossFireXが構築できる。USB 3.0は6基、そして、Serial ATA 6Gbpsも6基まで接続可能だ。MSIの品質基準である「Military Class III」にも準拠する。

X79 MPower。基板の色を黒にそろえ、ヒートシンクデザインはLightningシリーズに合わせている

 Z77 MPowerは、メモリスロットを4基搭載して、DDR3を独自オーバークロックで最大2800MHzまで設定可能だ。最大容量は32Gバイトとなる。電源回路は16フェーズ構成で、外部補助電源用として、CPU用の8ピンとGPU用の6ピンを用意する。なお、拡張スロットのうち、グラフィックスカードに使えるPCI Express x16対応は3基で、マルチGPUでは、2-way SLI、または、3-way CrossfireXが構築できる。

Z77 MPowerは、電源、リセット、そして、自動オーバークロック設定機能「OC GENIE」スイッチをオンボードで備える

 なお、Intel Z77 Expressチップセットマザーボードでは、Mini-ITXフォームファクタモデルの「Z77IA-E53」も展示していた。メモリスロットは2基を備えて、独自オーバークロックでDDR3を最大2800MHzで設定可能、最大容量は16Gバイトとなる。拡張スロットにPCI Express 3.0 x16対応を1基搭載するほか、4基のUSB 3.0と2基のSerial ATA 6Gbpsが利用できる。また、USB接続の無線LANモジュールとBluetooth 4.0モジュールも用意する。映像出力インタフェースでは、アナログRGBとHDMIを備える。

Mini-ITXフォームファクタに準拠するIntel Z77 Expressチップセット搭載モデル「Z77IA-E53」のように、自作PCユーザーにも小型のフォームファクタに対するニーズが増えているという

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