マルチタッチで紙と鉛筆のような作業環境を──「Cintiq 24HD touch」アイデアスケッチからフィニッシュまでこれ1台(2/2 ページ)

» 2012年07月10日 17時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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マルチタッチ対応で、Cintiqは紙と鉛筆になった

 Cintiq 24HD touchは、静電容量方式のタッチパネルを内蔵して、マルチタッチに対応した操作が可能になった。マルチタッチによる操作で、キャンバスの回転や表示倍率の拡大と縮小などが可能で、すでに、導入しているペンタブレットの「Intuos 5」と同じように、ペンも指も使える直感的な操作ができると、ワコムは訴求している。

 このほか、本体の角度や姿勢を自由に変更できるマルチポジション対応のスタンドや、IPS方式液晶パネルの採用、24.1型ワイドで解像度は1920×1200ドットに対応、ディスプレイ両端に配置したアタッチホイールをはじめとするマンマシンインタフェース“エクスプレスパッド”など、外観で確認できる仕様はCintiq 24HDとほぼ共通する。本体サイズは769.3(幅)×463.7(奥行き)×64(高さ)ミリ(突起部、スタンドをのぞく)、重さは約28.6キロ(スタンドを含む)。映像入力インタフェースにDisplayPortとDVI-I、アナログRGBを用意する。

 ペンタブレットも従来モデルのCintiq 24HDと同様のIntuos 4相当で、2048レベルの筆圧機能に、プラスマイナス60レベルの傾き検出機能に対応する。読み取り可能範囲は518.4×324ミリ、読み取り分解能は最高で0.005ミリ、読み取り精度はプラスマイナス0.5ミリで、読み取り可能高さは5ミリとなる。

ユーザーが、自由な姿勢で作業ができるマルチポジションに対応したスタンドを、Cintiq 24HD Touchでも採用した(写真=左、中央)。マルチタッチに対応するタッチパネルを内蔵して、“手で”キャンバスの回転や拡大縮小などが行える(写真=右)

ユーザーに人気の縦長表示も可能なCintiq 22HD

 Cintiq 22HDは、21.5型ワイド液晶ディスプレイを備えたペンタブレットで、解像度は1920×1080ドット。IPS方式のパネルを採用する。バックライトに白色LEDを導入し、最大輝度が230カンデラ平方メートル、コントラスト比が1000対1となった。映像入力インタフェースは、アナログRGBとDVI-Iを備える。ペンタブレットの仕様は、ほかのCintiqシリーズと同様、Intuos 4に相当する。

 ディスプレイの両脇に配置したマンマシンインタフェースの「エクスプレスパッド」もCintiq 21UXと共通だ。スタンド機構も同様で、本体を回転して縦長表示でも利用できる。本体サイズは650(幅)×400(奥行き)×55(高さ)ミリで(スタンドと突起部をのぞく)、重さは約8.5キロ(スタンドを含む)。

Cintiq 22HDの外観は、ディスプレイ両脇のユーザーインタフェースのレイアウトなど、従来モデルのCintiq 21UXとほぼ共通する(写真=左)。スタンドの構造も同じで、ディスプレイを回転して縦長方向の表示で利用できる。この機能もユーザーの需要が多いとワコムは説明している(写真=中央、右)

渋谷ヒカリエで、実機体験イベントが7月10日の20時まで

 Cintiq 24HD touchの出荷開始は7月26日からの予定で、価格はワコムストアで32万2800円。Cintiq 22HDの出荷開始も7月26日からの予定で、価格はワコムストアで19万8000円となる。

 ワコムは、製品を発表した7月10日に東京都の渋谷ヒカリエ8Fにある多目的スペース「コート」で、製品の体験イベントを20時まで行っている。来場者は、Cintiq 24HD touchやCintiq 22HDを自由に操作でき、その場にいるワコムのスタッフに質問も可能だ。従来モデルのCintiq 24HDと比較した色表現能力や、(可能ならば)カラーキャリブレーション機能も確認できるので、導入を検討したいユーザーには、実機を知るいい機会となるだろう。

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