Surface RTでは、データストレージの容量が32Gバイトのモデルと64Gバイトのモデルを用意する。展示機材は32Gバイト構成が多かったが、システムプロパティで確認すると、すでに25Gバイト近くを使っていて、ユーザー領域はわずか9Gバイトしか確認できなかった。システム領域だけで9.5Gバイトもあり、デフォルト状態でMicrosoft Officeを導入することを考えれば、Surface RTでユーザーが使えるデータ容量は非常にシビアといえるかもしれない。
この対策として考えられるのは、外部メモリを使うことだ。Surface RTでいえば、microSDカードスロットを搭載しているので、ここに挿入したmicro SDカードをテンポラリのデータ保存領域として利用することになるだろう。いまや、デジタルカメラの写真だけで数Gバイトは簡単に消費してしまうのに加え、これから利用が増える動画コンテンツなどの保存も考えれば、こうした外部メディアの活用は必須となるはずだ。

システムプロパティを開く。動作クロック1.3GHzのTegra 3と2Gバイトのシステムメモリを搭載する(写真=左)。展示機材のデータストレージ容量は32Gバイトで、空き領域は9.23Gバイトだった(写真=右)
Windowsフォルダだけで9.5Gバイトの領域を占有している。Program Filesフォルダも標準アプリとOffice関連だけで5Gバイト近い領域を占有しており、ユーザーが使える空き領域は少ない(写真=左)。本体にmicroSDスロットを備えているので、ユーザーのデータストレージは、こちらを利用するようになるだろう。展示機材では、64Gバイトのメディアも認識できた(写真=右)
Microsoftのタブレット「Surface with Windows RT」は499ドルから
Windows 8対応ノートPCとWindows RT対応デバイスをベルリンでじっくり触った
Microsoftタブレット「Surface」のWindows RTモデルは10月26日発売
「Windows 8」販売解禁!! 深夜のアキバは「7」を超える盛り上がり
ベルばらでWindows 8「前夜祭」スタート、MS樋口社長も「テンション上がってます」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.