データストレージは「超っ速」がいいですよね。ついでに、いつも使うので「デザイン性」や「携帯性」もちょっと気にしたいですよね。
というわけで今回は、ウエスタンデジタルのMac向け外付けHDD「My Passport for Mac USB 3.0」と「My Passport Edge for Mac USB 3.0」、および「My Book VerociRaptor Duo」をチェックする。
まずはポータブルタイプのMy Passport for Macから。本シリーズは接続インタフェースにUSB 3.0を採用し、最大2Tバイトの容量を用意する点を特長とする。初期フォーマットをHFS+Jとし、MacBook AirやMacBook Proのデザインと調和するよう、アルミ素材によるシルバーと樹脂素材によるブラックを組み合わせたツートーンカラーのミニマルなデザインを採用する。
評価機とした2Tバイトモデルの本体サイズは82(幅)×111(奥行き)×21(厚さ)ミリ、重量は付属USB 3.0ケーブル(約46センチ)込みで248グラム(評価機実測値)。内蔵する2.5インチのHDDは(Serial ATAーUSB変換基板を経由したものではなく)USB 3.0インタフェースがじか付けされた特殊仕様のものを採用するため、よくある2.5インチ外付けHDDより奥行きサイズが短く、ほどよくコンパクトである。
本体側の端子形状はUSB 3.0対応のMicro-B。その横に青色LEDによるアクセスランプが備わる。ごく小さく、使用中の利用者に目立たない位置にあるので点灯/点滅が目立たないのだが、ランプがチカチカ点滅していると目障りなこともあるので、それは逆に好都合だったりする。
ラインアップは2Tバイト、1Tバイト、500Gバイトの3モデルを用意する。1T/500Gバイトモデルは2Tバイトモデルより薄型のドライブを採用するため、幅、奥行きは変わらず厚さ15ミリと若干薄いボディとなっている。
My Passport Edge for Mac USB 3.0は、より薄型を訴求すべく2.5インチの1プラッタHDDを採用したモデルだ。容量は500Gバイトモデルのみとなる。
外観デザインは、アルミシルバー/ブラックのツートーンカラーとするのは前述したMy Passport for Macと同じだが、こちらは上面をブラック、側面と底面をアルミシルバーの構成としている。薄型のボディは、やはりMacBook Airとの見た目の相性が上々で、底面と側面にアルミニウム素材を用いることによりアルミユニボディのMacBookシリーズに似た金属素材特有のひんやり感・サラサラ感が得られる。ただ、アルミ部分の粒子が若干荒いというか、ざらつき度合いが多いので、見た目や感触がMacBookシリーズとまったく同じ……ではないのがちょっと惜しい(個体差はあると思うが)。
本体サイズは83(幅)×112(奥行き)×11(厚さ)ミリで、重量は付属USB 3.0ケーブル(約46センチ)込みで188グラム(評価機実測値)。アルミボディのためかこのサイズ感にしてはちょっと重めかなとは感じるものの、やはり薄さが心地よい。バッグの適当なポケットへ常に入れておくのも苦にならないことだろう。
ほかの基本仕様はMy Passport for Macと共通で、接続インタフェースはUSB 3.0対応のMicro-B、初期フォーマットはHFS+J。Time Machine対応で、パスワード認証機能などを実装する。
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