Llan-Liの“胸を張った”PCケースに北米も注目:2013 International CES

» 2013年01月11日 20時14分 公開
[長浜和也,ITmedia]

Llan-Liの“そっくり返って中丸見え”ケースが北米デビュー

 “世界最大の家電の祭典”ということで、PC USER的視線ではPCやタブレットデバイスが目立つCESにも、自作PC関連メーカーが参加している。ただ、2012 CESまで元気のよかったGIGABYTE、MSIといった台湾メーカーは、2013 CESで説明会もプライベートブースでの未発表製品展示を行っていない(正確に言うと、小規模な展示ブースなりプライベートブースなりを設けていたが、そのほとんどがすでに出荷済みの製品を並べているだけだった)。

 そういう大手PCパーツメーカーが“静かな”状況でも、大規模なブースを構えて、未発表だったりCESに合わせて発表した新モデルを公開する自作PC関連メーカーがいる。PCケースメーカーのLlan-Liも、そういう“元気のいい”CES参加メーカーだ。

 Llan-Liでは、CES 2013で特に目立った流れ「コンパクトでかっこよく」にマッチするMini-ITXフォームファクタPCケース「PC-Q30」を展示している。日本では、12月に行ったイベント「LIAN-LI EXPO2012」ですでに公開している特徴的な外観のモデルで、後ろに反らしたボディ形状と、前面を透明のアクリルで覆って内部に設置したパーツ類を見えるようにしたデザインは、米国でも多くの来場者が注目している。

Lan−Liが展示していたPC-Q30は、後ろに反った形状と前面を覆う透明アクリルカバーが特徴だ。アクリルで覆った前面は軽いカーブがかかっているなど、意外と生産過程で精度が求められる難しい技も取り入れている

 Mini-ITXフォームファクタ準拠で、サイズは200(幅)×327(高さ)×248(奥行き)ミリになる。前面には、2基のUSB 3.0対応インタフェースも備える。なお、光学ドライブなどを搭載するオープンベイはなく、内部に2.5インチサイズのデータストレージを搭載できるシャドベイを3基用意する。マザーボードのバックパネルは上面に向くようになっていて、かつ、SFX準拠の電源ユニットは底部に搭載する。

 Lian-Liのスタッフによると、製品のリリースは3カ月後を目指して現在開発を進めており、3月に開催のCeBIT 2013で公開する予定だという。実売価格はまだ未定のままだが、レッドなどのカラーバリエーションもそろえる計画があるそうだ。

マザーボードのバックパネルは、PC-Q30の上面にくる(写真=左)。背面には120ミリ系ファンを搭載して、底部には電源ユニットを内蔵するベイを備えている(写真=右)

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