中心にあったのは「コンパクト」――2012 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣古田雄介のアキバPickUp!(1/3 ページ)

» 2012年12月17日 18時00分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

「ノートとデスクトップの二極化だけではやっていけないんです」

2012 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣の様子

 12月15日と16日の2日間、ベルサール秋葉原にてユニットコム主催の自作PC大型イベント「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣」が開催された。開放された地上フロアに数多のPCパーツメーカーのブースが並び、現在とこれからの自作PC市場を賑わす注目モデルが一堂に集結。小雨が降る土曜日も、多数のユーザーが会場に詰めかけた。

 AKIBA PC-DIY EXPOは2010年夏から続く定番イベントとなっており、冬の開催は3回目。今回はWindows 8が登場した直後のシーズンということで、タッチパネル液晶やコンバーチブル型モバイルPCなどが多数みられたが、全体を通してそれ以上に存在感が大きかったのは、mini-ITX以下のサイズの小型パーツだ。

 インテルは、自作コーナーと体験コーナー、SSD体験コーナーの3ブースを設けており、このうち自作コーナーで同社の小型ベアボーン「BLKD33217CK」と「BLKD33217GKE」の自作デモを実施。さらに、ワニ革風や木目調の天板を採用したNUCマシンも参考展示するなど、NUC(Next Unit of Computing)を大いにプッシュしていた。

セッションでWindows 8について解説するマイクロソフトの森洋孝氏(写真=左)。インテルブースのイベントと、自作コーナーに置かれた参考展示のNUCケース(写真=中央/右)

 ほかにも、ZOTACブースにはNUCと同等サイズのAMD E-450オンボードキット「ZBOX NanoXS AD11 Plus」などが目立つところに並べられていた。スタッフは「ZOBOXシリーズは長らくご好評をいただいておりますが、やはり小型マシンを求める人は増えてきている印象はあります。NUCも含めて2013年のトレンドを作ってくれると期待しています」と話していた。

 その流れをより具体的に語っていたのは、恵安ブースのスタッフだ。「メーカーとしてもノートPCとデスクトップという二極化で進めるだけではやっていけないので、それぞれの長所を融合したケースなりパーツなりが年初にも増えてくると思います。タッチ操作に強いWindows 8が登場したことで、VESA規格対応ケースのような液晶一体型マシンが作れる製品が増えてくる可能性はあると思います」という。

 同社のブースにも、取り扱い未定の液晶一体型mini-ITCケース「KZ-100」が参考展示されていた。「7〜8年前も似たケースが出回ったと思いますが、時代を先取りし過ぎましたね。今の時代ならヒットするかも。メーカーと価格などの面で折り合いがつけば国内に流通する可能性があります」とのことだ。

ZOTACのブースに展示されていた「ZBOX NanoXS AD11 Plus」(写真=左)。恵安が参考展示していたmini-ITXケース「KZ-100」(写真=中央)。同社ブースにはタブレットの新製品も大量に置かれていた。「カスタム幅の広いAndroidタブレットは自作と親和性が高いですからね」という(写真=右)

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