15日には、アキバナビスペースでディラック主催のユーザーイベント「LIAN-LI EXPO2012」も開かれていた。会場には同社の新型ケースが多数展示されており、その並びにも小型化という自作全体のトレンドが垣間見られた。
注目を集めていた新型ケースは、NUS対応の参考展示ケース「N1」や、Thin Mini-ITXに対応する薄型のHTPCケース「PC-Q05」、縦置きしたマザーを透明アクリルパネル越しに鑑賞できるmini-ITXケース「PC-Q30」などだ。同社スタッフは「mini-ITXケースはすでにブームの中にありますし、2013年もインパクトを与えていければと思っています」と意欲的に語る。
ただし、デスクトップ向けのハイエンドマシンのラインアップもぬかりない。会場では拡張ブラケットを10段備えるE-ATX対応のフルタワーケース「PC-X2000FN」や、フロントに2列のHDDベイ合計20基を配置したサーバーケース「PC-D8000」なども、小型ケースに負けない存在感を放っていた。
そのほか、Lian Li協力のもと、2013年から本格的にサウンド関連の新製品を取り扱うようになるとも発表していた。会場にギタリストを招き、同社の製品を使った楽器演奏を披露していた。スタッフは「従来どおりPCに注力しつつ、新機軸も増やしていければ」と意気込んでいた。
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