20日(日)、インテルのエントリーCPUの新モデルが一斉に発売された。リテールボックスで流通しているのは以下の6モデル。いずれもIvy Bridge世代で、LGA 1155に対応する。
モデル名 | コア数/スレッド数 | クロック数 | 内蔵GPU | TDP | 実売価格 |
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Core i3-3210 | 2コア/4スレッド | 3.2GHz | Intel HD2500 | 55ワット | 1万1000円前後 |
Pentium G2130 | 2コア/2スレッド | 3.2GHz | Intel HD | 55ワット | 9000円前後 |
Pentium G2020 | 2コア/2スレッド | 2.9GHz | Intel HD | 55ワット | 6000円前後 |
Pentium G2020 | 2コア/2スレッド | 2.8GHz | Intel HD | 55ワット | 6000円前後 |
Celeron G1620 | 2コア/2スレッド | 2.7GHz | Intel HD | 65ワット | 5000円前後 |
Celeron G1610 | 2コア/2スレッド | 2.6GHz | Intel HD | 65ワット | 4000円前後 |
そのほか、PC DIY SHOP FreeTは、CPUクーラーとのセット販売でバルク品の「Pentium G2020T」(2.5GHz動作でTDP 35ワット)を6980円、「Celeron G1610T」(2.3GHz動作でTDP 35ワット)を4680円で売り出していた。Iny Bridge世代では昨年9月にCore i3とPentiumシリーズが投入されたが、Celeronシリーズのラインアップは今回が初となる。
入荷したドスパラ パーツ館は「最近は円安の影響からCPUの価格も上がっていますし、ローエンドでもそこそこ快適に動くようにもなっています。最下位のCeleron G1610なら4000円で買えるので、安くマシンを組みたい人にはいい選択肢になると思います」と話していた。
同じインテル製CPUでは、LGA2011対応の「Xeon E5-1650」もデビューしている。バルク品を入荷したPC DIY SHOP FreeTではCPUクーラーやマザーボードとのセット販売を条件に、5万7800円の値をつけていた。Xeon E5-1650は3.2GHz動作の6コアCPUで、TDPは130ワットとなる。同店は「1ソケットしか対応しませんが、そのぶんクロックが高いのが特徴です。1CPUで動く速いワークステーションを求める人に最適ですね」と語る。
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