OSはAndroid 4.0.4をプリインストールしている。最新バージョンではないが、将来的に一度アップデートする予定があるという。
独自の機能としては、「フォトフレーム機能」にも注目したい。先代機から搭載していたロック画面でスライドショーを表示する機能だが、液晶ディスプレイのグレードアップにより、グッと存在価値が高まっており、機能も使いやすく改良されている。
フォルダ内の写真はもちろん、FlickrやPicasaといった写真共有サイトで公開されている写真から、指定したキーワードに合致する写真を自動でダウンロードして表示することが可能だ。本体を卓上ホルダに置いたらすぐにスライドショーを開始することもでき、自動消灯時間の指定にも対応する。1枚あたりの表示時間やエフェクトの種類が指定できないなど、まだ機能強化の余地はあるが、この手軽さは魅力だ。
物足りなくなってきたら、Google Playなどでスライドショーアプリを探してみるのもいいかもしれない。これまでのアプリも、FAR70Bの高品位なディスプレイとサウンドならば、より楽しく使えるだろう。
また、家族と共有して使いたい場合は「スタイル切替」も便利だろう。デフォルトのスタンダードスタイルのほか、大きな文字で目的の機能にシンプルにアクセスできる「かんたんスタイル」、指定したアプリだけを使える子ども用の「キッズスタイル」が用意されている。キッズスタイルからのスタイル変更をセキュリティ認証でガードする機能もあり、子どもにも安心して使わせることができる。
そのほか、画面キャプチャの保存と加工が簡単に行なえる「キャプメモ」、電子辞書30冊が使える「富士通モバイル統合辞書+」、将棋ゲーム「将棋ウォーズ」といったアプリがプリインストールされている。画面の端から中央へ指を動かすスワイプ操作でアプリや機能が呼び出せる「スライドインランチャー」も使い勝手がよい。
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