「VALUESTAR L」シリーズの2013年夏モデルは、「VL750/MSW」と「VL150/MSW」の2モデルがラインアップされる。このうち上位機の「VL750/MSW」で、Haswell(開発コード名)こと第4世代のCore i7-4770(3.4GHz/最大3.9GHz)を採用したのが最大の見どころだ。世代を超えたスペックアップが期待できる。
VL750/MSWのそのほかの主な仕様は、メモリ容量が8Gバイト(最大32Gバイト)、HDD容量が3Tバイト、光学ドライブはBlu-ray Discドライブ(BDXL対応)で、グラフィックス機能はCPU内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics 4600)を利用し、液晶ディスプレイは春モデルと同じく、1920×1080ドット表示に対応した23型ワイドのIPS液晶(LEDバックライト)になる。
インタフェースは、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、USB 3.0×4、USB 2.0×4、DisplayPort出力、アナログRGB出力、シリアル、PS/2×2、音声入出力など。本体サイズは97(幅)×405(奥行き)×333(高さ)ミリ、スタビライザ設置時は147(幅)×414(奥行き)×375(高さ)ミリになる。OSは64ビット版Windows 8。Office Home and Business 2013がプリインストールされる。
一方、下位モデルのVL150/MSWは、Intel H61 Expressベースの基本システムを引き継ぎつつ、CPUがCore i3-3240(3.4GHz)に強化され、セットの19型ワイド液晶ディスプレイ(1440×900ドット)がLEDバックライトを採用している。そのほかのスペックは夏モデルと同じで、メモリが4Gバイト、HDDが1Tバイト、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、グラフィックス機能はCPU内蔵のInte HD Graphics 2500を利用する仕様だ。
インタフェースは、USB 2.0×6、DVI-D出力、PS/2×1、音声入出力など。本体サイズは98(幅)×401(奥行き)×343(高さ)ミリ、スタビライザ設置時は220(幅)×401(奥行き)×343(高さ)ミリになる。OSは64ビット版Windows 8。Office Personal 2013がプリインストールされる。
実売価格はVL750/MSWが21万5000円前後、VL150/MSWが11万5000円前後。発売日は前者が未定、後者が5月中旬となっている。
VALUESTAR L店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
VALUESTAR L | VL750/MSW | セパレート | 新CPU、新デザイン | Core i7-4770 | 8GB (DDR3) | 3TB HDD | 64ビット版 Windows 8 | 21万5000円前後 |
VL150/MSW | セパレート | CPU強化、新デザイン | Core i3-3240(3.4GHz) | 4GB (DDR3) | 1TB HDD | 64ビット版 Windows 8 | 11万5000円前後 | |
VALUESTAR L店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VALUESTAR L | VL750/MSW | 23型ワイド(IPS) | 1920×1080 | Intel B85 | BDXL対応Blu-ray Disc | CPU統合 | ─ / Office Home and Business 2013 | 約9.0キロ |
VL150/MSW | 19型ワイド (ノングレア) | 1440×900 | Intel H61 | DVDスーパーマルチ | CPU統合 | ─ / Office Personal 2013 | 約8.4キロ | |
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