NECパーソナルコンピュータは5月14日、13.3型クラスで875グラムの超軽量Ultrabook「LaVie Z」の2013年夏モデルを発表した。ラインアップは2013年春モデルを踏襲しており、店頭モデルはCore i7+256GバイトSSDの高性能モデル「LZ750/MSS」、Core i5+128GバイトSSDのスタンダードモデル「LZ550/MSS」の計2種類だ。発売日は2013年5月16日で価格はオープン。発売時の想定実売価格はLZ750/MSSが17万5000円前後、LZ550/LSが15万円前後。
今回の新モデルは、2013年春モデルからスペックは変わらずCPUは第3世代Coreプロセッサファミリーのままだ。トランスコード機能付きDLNAサーバアプリ「コンテンツナビ」など、新たなWindowsストアアプリをプリインストールしたのが変更点となる。
上位モデルのLZ750/MSSは、超低電圧版のCore i7-3537U(2.0GHz/最大3.1GHz)とIntel UM77 Expressチップセットを組み合わせた基本システムに、4Gバイトメモリ(4Gバイト×1、PC3-12800対応で増設不可)、256GバイトSSD、1600×900ドット表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイを備える。グラフィックスはCPU統合のIntel HD Graphics 4000を利用する。
インタフェースはUSB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI出力、SDXC対応SDメモリーカードスロットなど。ステレオスピーカーの出力は1ワット+1ワットとなる。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(Intel WiDi対応)とBluetooth 4.0+HSを実装し、3G/LTE/WiMAXなどのワイヤレスWANは非搭載。
標準モデルのLZ550/MSSは、CPUがCore i5-3337U(1.8GHz/最大2.7GHz)、ストレージを128GバイトSSD、底面パネルがマグネシウムリチウム合金からマグネシウム合金となる(プラス15グラム)以外、基本仕様は共通だ。
OSはそれぞれ64ビット版のWindows 8で、オフィススイートはOffice Home and Business 2013をプリインストールする。バッテリー動作時間は約8.1時間。本体サイズは313(幅)×209(奥行き)×14.9(厚さ)ミリ、重量は約875グラム(LZ750/MSS、LZ/550/MSSは約890グラム)。
NECの直販サイト「NEC Direct」で取り扱うLaVie G タイプZは、OSやOfficeのエディション、CPUやSSD容量(256Gバイトか128Gバイト)を選択できるほか、外付け光学ドライブの追加といったカスタマイズが行える。最小構成価格は約12万5000円前後から。
LaVie Z店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
LaVie Z | LZ750/MSS | Ultrabook | ソフトウェア刷新 | Core i7-3537U (2.0GHz/最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 256GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 17万5000円前後 |
LZ550/MSS | Ultrabook | ソフトウェア刷新 | Core i5-3337U (1.8GHz/最大2.7GHz) | 4GB (DDR3) | 128GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 15万円前後 | |
LaVie Z店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
LaVie Z | LZ750/MSS | 13.3型ワイド | 1600×900 | Intel UM77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約875グラム |
LZ550/MSS | 13.3型ワイド | 1600×900 | Intel UM77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約890グラム | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.