13.3型クラスで875グラムとする超軽量ボディが特長の「LaVie Z」シリーズは、CPU強化とオフィススイートの刷新とともにマイナーチェンジが行われた。
基本仕様とラインアップはWindows 8に刷新した2012年秋冬モデルを踏襲する。店頭モデルは、Core i7+256GバイトSSDの高性能モデル「LZ750/LS」、Core i5+128GバイトSSDのスタンダードモデル「LZ550/LS」の計2種類をラインアップする。発売は2013年2月7日。価格はオープン、発売時実売価格はLZ750/LSが16万5000円前後、LZ550/LSが13万5000円前後と予想される。
LZ750/LSの主な仕様は、超低電圧版のCore i7-3537U(2.0GHz/最大3.1GHz)+Intel UM77 Expressチップセットの組み合わせに、4Gバイトのメインメモリ(PC3-12800対応 オンボード、増設不可)、256GバイトのSSD(Serial ATA 6Gbps)、1600×900ドット表示の13.3型ワイド液晶ディスプレイ(スーパーシャインビューLED液晶)など。CPUのみ、前モデルのCore i7-3517Uのクロックアップ版であるCore i7-3537Uを新たに採用している。通信機能は IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN(2.4GHz/5GHz帯対応)とBluetooth 4.0+HSで、3G/LTE/WiMAXなどのワイヤレスWANは非搭載。標準モデルのLZ550/LSは、CPUをCore i5-3337U(1.8GHz/最大2.7GHz)に、ストレージを128GバイトSSDに、底面パネルをマグネシウムリチウム合金からマグネシウム合金とする(プラス15グラム)以外、基本仕様はほぼ共通となる。
バッテリー動作時間は約8.1時間。本体サイズは313(幅)×209(奥行き)×14.9(厚さ)ミリ、重量は約875グラム(LZ750/LS)。OSはそれぞれ64ビット版のWindows 8。オフィススイートは新バージョンのOffice Home and Business 2013に刷新した。
NECの直販サイト「NEC Direct」モデルとなるLaVie G タイプZは、OSのエディション(Windows 8 Pro)、CPU(Core i7-3537UかCore i5-3337U)やSSD容量(256Gバイトか128Gバイト)、外付け光学ドライブの追加、Officeのエディションや有無の選択などのカスタマイズメニューを用意する。構成により店頭モデルの想定実売価格より低価格にオーダーすることもできる。基本構成例価格は10万9830円から。
LaVie Z店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD/SSD | OS | 実売価格 |
LaVie Z | LZ750/LS | Ultrabook | CPU強化、Office刷新 | Core i7-3537U (2.0GHz / 最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 256GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 16万5000円前後 |
LZ550/LS | Ultrabook | CPU強化、Office刷新 | Core i5-3337U (1.8GHz / 最大2.7GHz) | 4GB (DDR3) | 128GB SSD | 64ビット版 Windows 8 | 12万5000円前後 | |
LaVie Z店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
LaVie Z | LZ750/LS | 13.3型ワイド | 1600×900 | Intel UM77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約875グラム |
LZ550/LS | 13.3型ワイド | 1600×900 | Intel UM77 | ─ | CPU統合 (HD 4000) | ─ / Office Home and Business 2013 | 約890グラム | |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.