トレンドマイクロ、「セーフバックアップ」などAndroid向けに3製品を投入3D戦略

» 2013年05月15日 20時04分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは5月15日、Android端末向け製品として「セーフバックアップ」、および「ウイルスバスターモバイル」と「バッテリーエイド」の新バージョンを発表した。セーフバックアップを同日より、ウイルスバスターモバイルとバッテリーエイドを16日より販売する。

 セーフバックアップは、スマートフォンやタブレット内のデータをクラウド上にバックアップしたり、クラウドのバックアップデータを新しい端末に復元できるアプリ。数ステップの簡単な操作で、連絡先やカレンダー、発信/着信/SMS履歴、写真、ビデオなどのバックアップが行えるほか、今回強化されたウイルスバスターモバイル(バージョン3.1)のメニューに「データバックアップ」の項目が用意され、ウイルスバスターモバイルからシームレスにセーフバックアップを起動できる。価格は月額版が170円、1年版が1890円、2年版が3570円。

同日行われた製品発表会のデモ。「セーフバックアップ」を使えば簡単な操作でスマートフォン内のデータをトレンドマイクロのクラウドサーバにバックアップできる。用意されたストレージ容量は6Gバイト。差分バックアップで管理される

クラウド上のバックアップからほかの端末に復元することも可能。新しい端末を購入してアドレスなどのデータを入れ替えるときに便利だ

 ウイルスバスターモバイルの新バージョンは、これまでメニューのみだったメイン画面を改め、デバイスのセキュリティ状況が一目で分かる画面を用意したほか、セーフバックアップとの連携が主な強化点になる。不正なアプリ/Webアクセスの防止や、デバイスの紛失・盗難対策機能などは従来通りだ。

ウイルスバスターモバイルの最新バージョン3.1では、スキャンしたファイルやアプリ数、前回バックアップの日時など、端末の状態が一目で把握できる画面が用意された。マルウェア、不正アプリ対策や迷惑着信/SMSの拒否、ペアレンタルコントロール、紛失・盗難時のリモート制御といった機能は従来通りだが、メニューにセーフバックアップを呼び出す項目が加わっている

 一方、バッテリー管理アプリ「トレンドマイクロバッテリーエイド」は、ワンプッシュで電話専用モードに切り替えたり、自動的にネットワーク機能をオフにしてデバイス全体の消費電力を抑制する機能に加えて、ダウンロードしたアプリのリソース消費をチェックできるようになったのがポイント。同社のクラウド基盤であるSPN(Trend Micro Smart Protection Network)がAndroidなどのモバイル向けアプリ分析に拡張され、その分析・評価に基づく「Trend Micro Mobile App Reputation」(MAR)との連携により、不正なアプリだけでなく、アプリごとの消費リソースも参照するようになっている。

 なお、MARは現在、Android、Symbian向けアプリの評価・分析を提供しているが、2013年第3四半期をめどに「カテゴリー分析」機能を開始するほか、iOS向けアプリの評価も行うようになるという。

どのくらいバッテリーが持つか一目で分かる「トレンドマイクロバッテリーエイド」。残量が少ないときに緊急的に通話以外の機能をオフにする電話専用モードのボタンや、おまかせEco設定のボタンがホーム画面に用意されている


 同日行われた発表会では、トレンドマイクロの大三川副社長が登壇し、同社のコンシューマーモバイル戦略を説明した。同氏は、これまでのPCを中心としたデジタルライフが、複数のデバイスを使い分け、クラウドやSNSを日常的に利用し、さまざまなアプリを利用する世界へと移りゆく中で、デバイスの紛失・盗難、個人情報の漏えい、不正アプリなどのリスクも増大していると指摘。ユーザーはセキュリティと使い勝手の両立を求めていると述べ、今後の方針として「デバイスプロテクション」「データアクセス」「ダウンロードアプリ」の“3つのD”に着目した3D戦略を推し進めていくとした。

トレンドマイクロ取締役副社長日本地域担当グローバルコンシューマビジネス担当の大見川彰彦氏(写真=左)。新製品の概要を説明したコンシューマビジネス統括本部長の大場章弘氏(写真=中央)。同社のコンシューマーモバイル戦略は、SPNをバックボーンに“3つのD”に対応するソリューションを提供していく(写真=右)

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