その5、パスワードはキーチェーンで管理する
標準Webブラウザー「Safari」を使っているなら、ID/パスワードを入力した際に記憶させるかどうかが選べる。ここで記憶させると、OS Xでパスワード系を管理している「キーチェーンアクセス」というソフトに情報が登録される。このキーチェーンアクセスには、ログイン情報以外も収めておけるので、ソフトウェアのシリアル番号なども記入しておくと便利だ。
次期OS X「Mavericks」では、キーチェーンがネット経由でほかのMacやiPhone/iPad/iPod touchと同期できる「iCloudキーチェーン」が提供される予定なので、今からまとめておくと楽になるはずだ(ただし今のところ、iOSではSafari以外の情報が見られるかどうかが不明なのだが……)。


「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある「キーチェーンアクセス」を起動。「ファイル」メニューから「新規秘密メモ項目」を選ぶと、任意の情報を入力できる(画面=左)。閲覧時、「メモを表示」をチェックするとパスワードを求められる。Macの起動時に設定したパスワード(管理者ユーザーのパスワード)を入力して「許可」を押せばアクセスが可能だ(画面=中央/右)その6、ソフトの購入を「Mac App Store」に集約する
iPhoneやiPadに「App Store」があるように、OS Xにも「Mac App Store」が用意されている。深夜でもソフトを購入できたり、アップデートがあったら知らせてくれたりと、何かと便利だ。
Microsoft OfficeやAdobe系、Dropbox、Skype、LINEなど、筆者が使っているアプリだけでもMac App Store提供されていないものはまだ多いが、あるものは積極的に使っていきたい。


リンゴマークから「App Store」を選ぶとストア画面が現れる(画面=左)。過去に購入したものは「購入済み」タブに現れる。複数台のマシンを持っていても、同じApple IDでログインすればボタン1発でダウンロードして組み込める(画面=中央)。「アップデート」タブでアップデートが可能(画面=右)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.