オリオスペックが2013年7月末から予約販売を開始した3Dプリンタ「3D PRINTER REPRAP MENDEL Evolution」の出荷が始まった。本体価格6万9800円の激安3Dプリンタとして話題を集めている製品で、現在もデモ機を見に来るユーザーは途絶えない。
今週末に到着したのは、初回予約分の数十台。展示機から若干の部品変更を施し、組み立てた状態で梱包されている。ただし、オープンソースの「RepRap.orgプロジェクト」で開発されたハードを組み上げているので、個別のチューニングは必須だ。グリップ付き手袋や成形物を整えるための彫刻刀セット、六角レンチといった多数の同梱品も、ユーザーによるハンドメイドの必要性を裏付けている。
これから注文した場合、入荷は2013年9月中旬ごろになるという。「工場制手工業のペースは変わらないので、入荷数は今後も同程度だと思います」とのことだ。今後も展示は続けるという。徐々に進化していくサンプル品をチェックするのも、3Dプリンタの勉強になるかもしれない。
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