TREWGripは、タブレット(7型ディスプレイ搭載クラス)用の外付けキーボードを展示していた。キーボードユニットにタブレット本体を貼り付けて、立ち姿勢でタブレット本体を持ったままキー入力を行う。このタイプのキーボードで、正面に取りつけたキーを親指でタイプするタイプが多いが、TREWGripは、キーを背面側に取りつけて、人差し指、中指、薬指、小指を使ってタイプする。正面には、タイプしたキーが光るインジケータを備えるほか、EnterキーやSpaceキー、BackSpaceキー、カーソル、ESCキーなどの機能キーを配置している。
背面側のキーレイアウトは、QWERTYキーのASCII配列に準じているが、エルゴミクスキーボードのように中央で分断し、それぞれを縦方向に回転したようになっている。こうすることで、通常のタイピングと同じ指で同じキーを操作できるとスタッフは説明していた。2014年の第1四半期には試験的に小ロットで出荷して、第4四半期には本格的に出荷を開始する予定だ。価格は250〜350ドルを予定している。なお、重さは展示機材で500グラムを切る程度だが、さらに軽量化を進めていくと説明している。
LIQUID IMAGEは、カメラ内蔵のゴーグルなどを出荷しているメーカーで、日本でもアスクが製品を取り扱っている。“Go Pro”的なウェアラブルカメラの仲間だが、CES Unveiledでは、4G LTEで撮影した画像をライブで発信できるモジュールを展示していた。
これまでの製品も無線LANやBluetoothでスマートフォンと接続して、そこからストリーミング配信が可能だったが、展示していた「MODEL 800-EGO LS」では、軽量小型のカメラ本体にオプションの4G LTEモジュールを接続することで、カメラから直接ストリーミング配信を行える。撮影画像は1080p 30fps、または、720p 60fpsにg対応。北米では、Verizonが4G LTEモジュールを取り扱うことになっている。
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