CES Unveiledで登場した“オモロイ”ノートPCたち2010 International CES(1/2 ページ)

» 2010年01月06日 20時18分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 2010 International CESで最初の公式イベントとなる「CES Unveiled」が現地時間の1月5日に行われた。例年、キワモノでネタ作りの役に立つこのイベントだが、2010年は、LenovoとMSIが「2010年発表予定」のノートPCや液晶一体型PCを参考展示していた。

5000番台のRadeonやら、“あれ”にそっくりなAIOやら

 MSIは、未発表のGPUを搭載したCULVノートPCや、Pine Trail-M搭載の新世代Netbook、そして、IONプラットフォームにCULV版CPUを搭載した「ある種のユーザーには待望の」液晶一体型PCを展示していた。

 Pine Trail-Mを採用した新世代NetbookとしてWind U135を発表しているが、CES Unveiledには、もう1つのPine Trail-Mマシン「Wind U160」が展示されていた。内部構成はWind U135と共通だが、ボディデザインは、競合するNetbookにやや近い。また、バッテリー駆動時間が9時間以上とされているのもWind U135と異なる。

「もう1つの」Pine Trail-M採用Netbookの「Wind U160」(写真=左)と日本でも発表済みの「Wind U135」(写真=右)

 X420は、14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載するX-Slimシリーズで、CPUはCore 2 Duo SU7300を採用するほか、GPUは、AMDから発表されていないMobility Radeon HD 5430を搭載する。

AMDがまだ発表していないMobility Radeon HD 5430を搭載する「X420」(写真=左)と、すでに発表済みのCongoプラットフォームを採用する「U210」(写真=右)

 MSIの液晶一体型PCでは、好評だったAE1900の後継モデルとなる「AE2220」が展示されていた。マルチタッチ対応のタッチパネルを組み込んだ21.5型ワイドの液晶ディスプレイを採用するなど、AE1900からスペックがアップしているが、それ以上に注目したいのが、搭載するプラットフォームだ。インテルプラットフォームのNettopだったAE1900から、AE2220ではIONプラットフォームに変更されただけでなく、組み合わせるCPUにAtomではなく、CULV版のCore 2 Duo、もしくはPentium Dual Core T4300を採用する。

 また、特に詳しい説明がないまま“もう1台”の液晶一体型PCも展示されていたが、その、大胆なデザインに多くの来場者が注目した。

CULV版CPUとIONを組み合わせた液晶一体型PC「AE2220」(写真=左)と、特に説明のないまま展示されていた“注目の1台”(写真=右)

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