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» 2014年03月19日 11時00分 公開

ハイエンド並みの性能を発揮――「Crucial M550 SSD」徹底検証注目SSD速攻レビュー(2/2 ページ)

[石川ひさよし,ITmedia]
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ハイエンドのライバルに肩を並べるパフォーマンス

 それではパフォーマンスを確認していこう。検証環境は、Core i7-4770KとASUSTeK Z87-PROマザーボードを用いた。ストレージの構成は、システム起動用のSSDと別に、チップセット側のSATA 6Gbpsポートに、Crucial M550を接続する形で、前回Intel SSD 730を検証した際と同じだ。OSは 64ビット版Windows 8.1 Pro。

CrystalDiskMarkの結果。左からランダム、0x00、0XFF(1000Mバイト時)。512Kリードのスコアが若干上下するが、基本的にはデータ圧縮は行っていない様子。公称転送速度の550Mバイト/秒、500Mバイト/秒には届いていないが、十分に高性能だ。そして4KQD32リードで400Mバイト/秒を超えているのは特筆すべきポイント

左から、500Mバイト時と100Mバイト時の結果。キャプチャ時は500Mバイト時のほうがシーケンシャルリードや512Kリードでよりよいスコアになっているが、誤差のレベルである

ATTO Disk Benchmarkの結果。左が2Gバイト、右が1Gバイト。公称速度のリード550Mバイト/秒、ライト500Mバイト/秒が確認できる

ATTO Disk Benchmarkの結果。左が512Mバイト、右が256Mバイト。グラフの形状としては4Kパフォーマンスが向上していたIntel SSD 730に近いが、4K時のライト速度はM550のほうが50Mバイト/秒ほど速い。また、M550では4K未満でのライト速度が速い点にも注目したい

AS SSD BENCHMARKの結果。左が標準テスト、右がそのIOPS表記

左がCopyテスト、右がCompressionテストの結果。4K-64Thrd時のIOPSはリード/ライトともほぼカタログスペック通りだ。CopyテストではISO、Gameが400Mバイト/秒超、Programも330Mバイト/秒を記録し、パフォーマンスは高い。Compressionテストも、安定して高い転送速度をキープしている

コスパ重視のM500も併売。ハイエンドのM550と充実の2ライン展開へ

 今回は512Gバイトモデルで検証したが、その性能はハイエンドモデルとして十分なものだった。4K時のパフォーマンスも申し分なく、シーケンシャルリード/ライトも特に高速な部類に入る。これは、まだ検証していない小容量モデルにも期待が持てる結果だ。

 価格面では、コストパフォーマンス重視だったM500と比べると、M550はやや高めの価格設定で、予想店頭価格は128Gバイトモデルが1万1000円前後、256Gバイトモデルが1万9000円前後、512Gバイトモデルが3万7000円前後、そして1Tバイトモデルが5万8000円前後となっている。若干の容量アップと、大幅なパフォーマンスアップ、そしてライバルとなる他社のハイエンド製品と比べると、そこまで「高い」という印象はない。

 ただ、1Tバイトモデルの場合は、M500 960Gバイトモデルとの価格差が5千〜1万円程度あり、大容量モデルは小容量モデルと比べて性能向上幅が小さいことも考えると、旧モデルのコストパフォーマンスのほうが魅力的かもしれない。CurucialによるとM500も併売されるとのことなので、こうした選択肢もしばらくは検討できる。

 なお、2.5インチSATAモデルは3月下旬の発売予定で、mSATAとM.2モデルは4月以降順次出荷される見込みだ。

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