日本エイサー、国内初の“G-SYNC”対応27型ゲーミング液晶「XB270HAbprz」144Hz駆動、3D Vision 2も利用可能

» 2014年08月20日 18時15分 公開
[ITmedia]

 日本エイサーは8月20日、NVIDIAのGPU/ディスプレイ同期技術「G-SYNC」に対応する27型ワイド液晶ディスプレイ「XB270HAbprz」を発表した。8月22日に発売する。価格はオープン、実売価格は6万2000円前後(税別)の見込み。

NVIDIA G-SYNCをサポートした日本エイサーの27型ワイド液晶ディスプレイ「XB270HAbprz」

 国内市場で販売される初のG-SYNC対応ディスプレイ。G-SYNCとは液晶ディスプレイに専用モジュールを内蔵し、PC側のNVIDIA GPUが描画するレンダリングレートと液晶ディスプレイ表示のリフレッシュレートを同期させることで、ゲーム映像表示のティアリング(1画面に複数フレームが表示されることによる画像のズレ)を除去しつつ、入力遅延も最小限に抑える技術だ。

 G-SYNCの利用には、GeForce GTX 650Ti BOOST以上のGPUを搭載したグラフィックスカードが必要。さらにNVIDIAの3D立体視グラス「3D Vision 2キット」を購入すれば、「3D LightBoost」テクノロジーにより、明るい3D映像が楽しめる。

 基本スペックは、垂直リフレッシュレートが最大144GHz(3D立体視では120Hz)、液晶パネルがTN方式、解像度が1920×1080ピクセル(フルHD)、表示色数が約1670万色、輝度が300カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が1ms(GTG)、ディスプレイ表面が非光沢だ。

 映像入力はDisplay Port 1.2の1系統を搭載。USB 3.0ハブ機能(アップ×1、ダウン×4)も備えている。スタンドは上35度/下5度、左右で各60度のスイベル、150ミリ幅の昇降、90度時計回りの縦位置表示が可能だ。VESA規格のフリーマウント用ネジ穴(100×100ミリ)も設けている。

 本体サイズは640(幅)×247(奥行き)×408〜558(高さ)ミリ、重量は約7.9キロ。

本体の左側面(写真=左)と右側面(写真=中央)。縦位置表示にも対応する(写真=右)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  4. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. わずか237gとスマホ並みに軽いモバイルディスプレイ! ユニークの10.5型「UQ-PM10FHDNT-GL」を試す (2024年04月25日)
  7. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  8. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  9. 「Surface Go」が“タフブック”みたいになる耐衝撃ケース サンワサプライから登場 (2024年04月24日)
  10. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー