アップルが10月16日(日本時間17日午前2時)に開催するイベントの招待状を各メディアに送付しました。このスペシャルイベントでは、次期iPadなどを発表するとみられています。
招待状にはアップルロゴの上半分の輪郭がレインボーカラーで描かれており、「It’s been way too long.」とのキャッチコピーがあります。意訳すると「大変お久しぶりです」「長らくお待たせいたしました」といった意味合いでしょうか。
ん? iPadが久しぶり? 確かに第5世代iPadの発表から約1年が経ちましたが、リリース間隔は予想通りですし、それほど待たされた印象はありません。機能面にしても、先週の記事「次期iPadはどうなる? アップルイベントのウワサまとめ」でお伝えしたように、ゴールドカラーの登場やTouch IDの搭載など想定内のものばかり。これらを「待ち望んでいた」機能としてピックアップするにはパンチが弱めです。
したがって、新型iPad以外でも何かしらが「久しぶり」に発表され、それがキャッチコピーになるほどiPadよりもメインの扱いになると推測されます。ということで、各種ハードウェアの最新モデルがいつ発売されたかをまとめてみました。
今年アップデートされたばかりのMacBook Air/Proや、発売周期が毎回1年以上経っているMac Proは発表の可能性が低そう。
一方、iMacはRetinaディスプレイを搭載するとか、27型モデルの解像度は5Kになるというリークがあり、待望のRetina化が期待されるところ。「大変お待たせしました」というキャッチコピーにもピッタリです。
また、発売日が2012年は11月末、2013年は9月と毎年秋であることからも、今回のイベントで新モデルの発表がなされる可能性は大いにあります。2014年はMacの生誕30周年にも当たるので、新たな歴史を刻む製品が出てほしいですね。
iMacのほかには、2012年以降新モデルが出ていないMac miniやApple TV、iPod touchのサプライズ発表も予想されます。具体的な情報は出ていないものの、イベントまでキャッチコピーに踊らされたい!
ハードウェア以外では、新OS「OS X Yosemite」の正式リリースや、モバイル決済システム「Apple Pay」の詳細が明らかになりそうです。16日のイベントが待ちきれません。
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