NECはこのほど、同社製スーパーコンピュータ「SX-ACE」の後継機となる次世代ベクトルマシンの開発開始を発表した。
現行機との比較で、ラックあたりで10倍以上、システまたム最大性能では100倍以上となる数十ペタフロップス級の処理能力を目指す。SX-ACEで培った技術を活かすことにより、省電力と省スペース化にも取り組み、消費電力を10分の1以下、設置面積を30分の1以下に抑えるとしている。
大規模データ解析などに有効なベクトル技術がビッグデータ市場で利用拡大されることを想定し、さまざまな用途に応じたラインアップを提供する予定だ。
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