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アビー、光造形方式採用3Dプリンタ「SCOOVO MA」に中小企業向けモデル2製品を追加

» 2015年02月10日 12時08分 公開
[ITmedia]

 アビーは2月10日、企業向けとなる光造形方式採用3Dプリンタ「SCOOVO MA」シリーズの新モデル「SCOOVO MA20」「SCOOVO MA25」の2製品を発表、本日より販売を開始した。ともに筐体カラーバリエーションはシルバー、ブラック、グレーの3タイプを用意。価格はMA20が248万円、MA25が278万円だ(税別)。

photophoto SCOOVO MA20 ブラック(左)、SCOOVO MA25 グレー(右)

 2製品はともに、光造形方式を採用する高性能3Dプリンタで、素材としてアクリルとゴムライク樹脂の2種類を利用可能だ。光源としてレーザー+LEDのハイブリッド光源を採用し、水銀ランプ採用型モデルの約10倍となる光源寿命約2万時間を実現している。また少量の液体樹脂でのオブジェクト作成が可能となっているのも特徴。小さな造形物の場合は、300cc程度の液体樹脂でオブジェクトの製作を行える。

 MA25は、大型オブジェクトを作成可能なモデルで、最大140(幅)×80(奥行き)×170(高さ)ミリの造形が可能だ。MA20は高精度造形に対応したモデルで、最小積層ピッチは25ミクロン(0.025ミリ)と、上位モデルのMA30に匹敵する積層性能を実現した。

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